The Velvet Undergoundと活動を共にしていたNico、Lana Del Rey、Florence & The MachineのFlorence Welchを彷彿とさせる大器、Hannah Reidを擁するLondon Grammarのデビュー・アルバム!2009年、イギリスのノッティンガムで結成されたロック・バンド。Hannah Reid(Vo)、Dan Rothman(G)、Dot Major(Multi Instruments)の3人編成。環境的で、優美で、古典的な音と哀愁を帯びたギター・サウンド、天高く舞い上がるようなヴォーカル、物悲しい歌詞の融合。"Big Voice"と表現されるHannahの声は、イギリスの女性シンガー・ソングライターのBat For Lashes、デビュー・アルバムでイギリス最も権威のあるMercury Prizeを受賞したThe XX等が挙げられている。プロデューサーは、ダブ、レゲエ、テクノ、フォーク、ロックの選りすぐりのエッセンスを溶解させたサウンドが特徴のDeadzoneのメンバー、Tim BranとRoy Kerr(PaulMcCartney、Ladyhawke、LittleBoot等)。
発売・販売元 提供資料(2013/09/30)
ダークな音楽性や男2人+女1人という編成からXXとも比較される新世代トリオの、全英チャートで2位を記録した話題の処女作。ギターとシンセで描いたメロウな楽曲の旨味もさることながら、英国人のハートをジャックした理由は紅一点ハナ・リードの歌声にありそう。大学卒業ホヤホヤの若い感性で〈青春から遠のいていく心情〉や〈社会に出る不安〉を率直に綴った詞を、ディスクロージャーにも起用された少し低めの声でエモーショナルに歌い上げる様には、ラナ・デル・レイやフローレンス&ザ・マシーン、さらにはトレイシー・ソーンをも彷彿とさせる魅力がある。ダンス・ミュージックとも接続可能な余白が感じられる点も含め、今後も各方面と絶妙な距離を保ちながら進化していきそう。早めにチェックを!
bounce (C)佐藤大作
タワーレコード(vol.360(2013年10月25日発行号)掲載)