ジャズ・シンガー、グレッチェン・パーラトのライヴ・アルバム。録音は、2012年12月に地元ニューヨークのダウンタウンにあるクラブ、ロックウッド・ミュージックホールで実施。ブルックリンを中心としたニューヨーク・ジャズ・シーンの重要人物たちが参加。スピリチュアルでオーガニックな音像とリリシズム溢れる絶品のサウンドが魅力の一枚。 (C)RS
JMD(2013/10/08)
これが今のNYCサウンド。ブルックリンを中心としたニューヨーク・ジャズ・シーンの最重要人物たちが勢ぞろいした、グレッチェン・パーラトのメロウネスなライヴ盤がCD&DVDの2枚組で登場。NYジャズの金字塔『ロスト・アンド・ファウンド』(共同プロデュース:ロバート・グラスパー)から約3年。その後2回の来日公演を果たし、日本での存在感もシーンではNo.1クラスのグレッチェン・パーラトによる地元ニューヨークでのライヴを収録。録音はダウンタウンにあるクラブ〈ロックウッド・ミュージックホール〉(2012年12月)。メンバーはテイラー・アイグスティ(p、key)、アラン・ハンプトン(b、vo)、バーニス・アール・トラヴィス(b、vo)、ケンドリック・スコット(ds)、マーク・ジュリアナ(ds)と全員がNYジャズ・シーンの中心人物ばかり!今のNYジャズを知るにはこのライヴ盤が最適と断言できる内容です。楽曲は『ロスト・アンド・ファウンド』と前作『イン・ア・ドリーム』から演奏。2013年3月の東京ブルーノート公演と同様、“ベター・ザン”を始めとする進化系アレンジも多く必見。スピリチュアルでオーガニックな音像とリリシズム溢れる絶品のサウンドです。
ヤマハミュージックアンドビジュアルズ
発売・販売元 提供資料(2013/10/03)
ロバート・グラスパーと共同プロデュースした自身のアルバム『ロスト・アンド・ファウンド』がロングセラーを続ける今最も注目すべき新世代ジャズ・シンガーが地元NYで行ったライブ盤。独特のウィスパーヴォイスと楽器のように声を操るテクニック、リリシズムでクールなジャズと民族音楽の要素を重ね合わせたような新感覚なサウンドはケンドリック・スコットなどの現在N Yジャズ・シーンの中心人物のバックを得て心地よい音の残像を残している。
intoxicate (C)廣瀬毅
タワーレコード(vol.107(2013年12月10日発行号)掲載)