| フォーマット | Blu-ray Disc |
| 発売日 | 2013年11月23日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | マーメイドフィルム |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKBS-84 |
| SKU | 4523215101523 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:53:00
世界初Blu-ray化!
ムンク(監督)×スタヴィンスキ(原作・脚本)の天才コンビ、最後の逸品
その天性の頓珍漢ぶりから、「歴史」に裏切られ続ける男の滑稽譚
原作は、イエジー・ステファン・スタヴィンスキが1959年に発表した小説『ヤン・ピシュチクの六度の転生』(未邦訳)。この小説を、スタヴィンスキ自身が映画用に翻案している。
自らの不運な半生を語る初老の男ピシュチク(ボグミウ・コビェラ)の姿を起点とし、彼の回想場面(1920年代から1950年代までにかけて体験した、さまざまな出来事)が計六回にわたって挿入される形式を採用している。
ピシュチクが家庭教師を務める娘ヨラ役を演じたバルバラ・クフャトコフスカは、当時ロマン・ポランスキー夫人だった。ポランスキーもピシュチクの後釡に座るヨラの家庭教師役で本作に出演、夫妻で共演している。また彼は、本作の助監督も務めた。
アンジェイ・ムンクが生前最後に完成させた、グロテスクな風刺喜劇の傑作
"不運"に執りつかれた男の数奇な半生を、皮肉と悲哀が交錯する独自の視点で描き出す。
原題は「いかれた運」あるいは「ひねくれた(やぶにらみの)幸運」の意。映画は、自らの不運な半生を語る初老の男ピシュチク(ボグミウ・コビェラ)の姿を起点とし、彼の回想場面が計六回にわたって挿入されるフラッシュバック形式を採用している。各々の回想は、大戦間期(1920年代)から第二次大戦期(1930年代から1940年代)を経てスターリン主義時代末期(1950年代)へと至る歴史的推移と、ピシュチクの子供時代から中年時代までを並行的に追いながら、この不運な男がときに時代に翻弄され、ときに時代に取り残される姿を滑稽かつグロテスクに描き出す。
スタヴィンスキとムンクは主人公が次々と遭遇する「不運」を突き放して対象化し、社会主義リアリズムでも愛国的英雄賛歌でもない独自の喜劇を作り上げている。また、この名コンビの絶妙な作劇と演出に応える俳優コビェラの達者な喜劇演技も天下一品。なお、ピシュチクが家庭教師を務める娘ヨラ役を演じているのは、バルバラ・クフャトコフスカ(後にバルバラ・ラスと改名)。クフャトコフスカは『エヴァは眠りたい』(タデウシュ・フミェレフスキ、58)に主演して映画デビューを果たし、同作撮影中に出会ったロマン・ポランスキと1959年9月19日に結婚した(1962年に二人は離婚)。ポランスキはヨラの家庭教師役で本作に出演、クフャトコフスカと共演している。また彼は、本作の助監督も務めた。「『不運』は国際的成功を勝ち取るにふさわしい作品だったけれど、そうはならなかった。というのも、ポーランドという国と結びつき過ぎている映画だったからだ。」(ポランスキ)。

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