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レナード・バーンスタイン ザ・ラスト・ロング・インタビュー

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フォーマット 書籍
発売日 2013年08月31日
国内/輸入 国内
出版社アルファベータ
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784871985802
ページ数 208
判型 四六

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

1989年11月20日――亡くなる1年前の、12時間に及ぶ長時間インタビューを完全に再現。

音楽、人生、政治、教育、愛……すべてを語りつくした、巨匠の、世界への最後のメッセージ。

レナード・バーンスタインは、議論の余地はあるにしても、20世紀で最も尊敬され、影響力があり、カリスマ的な、アメリカのクラシック音楽家だった。指揮者、作曲家、ピアニスト、文筆家、教育者、人権活動家として、バーンスタインは激烈で情熱的で、リスクを引き受け、慣習を打ち破る、まさにバイロン的な人生を送った。1989年11月、亡くなる一年前、バーンスタインは、ライターのジョナサン・コットを、コネチカット州のフェアフィールドにある家に招き、彼の最後の本格的なインタビューを受けた。バーンスタインは、ウオッカ・グラスを片手に、タバコをくわえ、無邪気なほどの率直さとユーモアで、音楽、教育方法、政治、心理学、そして私生活についてまで隠すことなく、情熱をもって、12時間にわたり、時にはレコードを聴きながら、歌いながら、語り続けた。最も人を元気づけるアメリカの巨人が、あたかも目の前にいるかのように甦るインタビューの完全版。

【空前絶後の12時間インタビューは、このようにして始まった】
レナード・バーンスタインは有名人インタビュー向きの人ではない。
「僕には、好きなオーケストラも、好きな作曲家も、好きな交響曲も、好きな食べ物も、好きなセックスの体位もないよ」
一九八九年一一月二〇日月曜日の風の強い午後、私がコネティカット州フェアフィールドにある彼のニューイングランドの田舎風の家に着いた時、彼は微笑みながらこう警告した。
「だから、そういうジャーナリストがよくする好きなものの質問はしないでくれ」
「しません、しません」
私は約束した。
当時、七一歳の白髪の、しかし少年のように情熱的なマエストロは、セーターとリネンのズボンを穿き、晴れやかに微笑んで、私を、白い羽目板の一〇の部屋からなる一七五〇年代農家風の居心地の良い家に招き入れた。そこは、古いアメリカの家具と骨董品と本棚で一杯だった。本棚からは書籍が溢れ、バーンスタインは「どんなテーマでも白日のもとさ」と言った。

【絶賛の声】
☆スティーヴ・ライヒ(作曲家)
ジョナサン・コットは、興味深い人々、特に音楽家に、音楽や周囲のさまざまなことに関する独特な洞察を、精力的に有益な情報とともに面白く語らせるという、この上ない才能に恵まれている。この本を読みなさい。ご覧なさい。

☆マリン・オールソップ(ボルティモア交響楽団音楽監督、サンパウロ交響楽団首席指揮者)
ジョナサン・コットは、レナード・バーンスタインから発せられる、ほとばしり、巨大な輝き、人生肯定の歓喜を、捉えている。本書を読んでいると、まるで自分が、面白い話や駄洒落や公理が燃え立つ、バーンスタインとのテーブルに一緒にいるかのような感覚を持てる。

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