| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2013年08月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 春秋社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784393931912 |
| ページ数 | 320 |
構成数 : 1枚
目次 : はじめに
I 〈第九〉初演の日――1824年5月7日
1 「ウィーンの最新のニュース」
「時の人」ベートーヴェン/自負と不安/初演当日の曲目とソリスト/当惑する演奏者たち/本番
2 「オーストリア人のあほうどもめ!」
不機嫌な作曲家/第九初演を嘆願したウィーンの名士たち/問題山積の初演/成功か、失敗か
3 「私を苛め続けるこの苦悩」
少年ルートヴィヒ/若き音楽家として/ウィーンへ!/ハイリゲンシュタットの遺書/ロマン主義者の旗印/ベートーヴェンの成し遂げた革命/覚醒への道/人間嫌いと、人類への愛と/作品と人生
II 1824年のヨーロッパ
1 会議は踊る
フランス革命とナポレオン戦争/ウィーン会議/英雄ベートーヴェン
2 ロマン主義=安堵+失望+抑圧?
スタンダールの描いた「ワーテルロー後」/芸術と政治:ヘーゲルの場合/レオパルディ:ヨーロッパの新しい均衡/危険思想=自由主義への抑圧/モンロー主義
3 自由への闘い
バイロン卿/個と公:バイロンとベートーヴェン/1824年4月、バイロンの死
4 絶対君主と反逆児
プーシキンとロシア皇帝/ボリス・ゴドゥノフ/絶望と抑圧、自由への希求
5 ナポレオン後のフランス
ドラクロワが描き出したもの/ボードレールのドラクロワ観/スタンダールとロマン主義
6 ハインリヒ・ハイネ
皮肉屋の現実主義者/パリ逃亡/ハイネとベートーヴェン/抑圧への抵抗
III 〈第九〉のイメージ
1 音楽的なイメージ
音楽を物語で説明するということ/「音楽言語」の明瞭さ/ベートーヴェンの場合
2 音楽は何を伝えるのか
三大作曲家とベートーヴェン/芸術と職人芸
3 〈第九〉解読の試み
不穏な幕開け:第1楽章/緊迫と、一瞬の休息/芸術を超越する瞬間/「無」の響き/変化:第2楽章/人生の美しさ:第3楽章/第4楽章/おお友よ、この調べではなく/想像力の彼方へ
IV 新たな始まり
1 ベートーヴェンとロマン主義
2 「ベートーヴェンのあとで一体なにができるだろう?」
シューベルト/ベルリオーズ/マイヤベーア/メンデルスゾーン/ショパンとシューマン/ワーグナー/ロッシーニとドニゼッティ/ヴェルディ
おわりに
今や年末恒例の風物詩・第九。バイロンの死の直後に初演された第九は、西洋文化史を一変させる衝撃作となった。当時の政治状況と、同時代の詩人・画家の証言から、第九誕生の背景とそこに込められたメッセージを探る。ワーグナーなど後世の音楽家への影響も。

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