英国ニューキャッスル出身のパディ・マクアルーンのソロ・プロジェクト"プリファブ・スプラウト"のカタログを一挙Blu-spec CD2で再発売。本作は、前作から8年ぶり、2009年に発表された通算8枚目のアルバム。1992年秋から制作に取り掛かったものの結局完成までに17年の歳月を要したというストーリーを持った1枚。 (C)RS
JMD(2013/10/25)
2001年の「ガンマン・アンド・アザー・ストーリーズ」から8年ぶりとなるプリファブ・スプラウトの新作がついにリリースとなります。もともとは「ヨルダン・ザ・カムバック」(1990年)の次のアルバムとして、ブライアン・ウィルソン/ビーチ・ボーイズの「スマイル」を理想として92年秋から制作に取り掛かったものの(実際にその当時のインタビューを読むと、このタイトルがすでに登場しています)、結局完成までに17年の歳月を要したというストーリーを持った1枚となりました。前作でバンドはパディのソロ・プロジェクトとなりましたが、今回も基本的にはパディがすべての楽器を演奏している様子。他人に提供した楽曲(ロンドンのシンガー、フランシス・ラッフェルの(4)など)も含まれていますが、いずれにせよ、ソングライター、パディ・マクアルーンが作り出す、完全無欠のポップ・ワールドがついに再臨です。ほかのアーティストなら赤面してしまいそうな曲タイトルも、パディの世界観なら納得のいくものと言えるでしょう。
発売・販売元 提供資料(2013/08/28)
世界中のポップ愛好家並びに〈青きオトナ達〉の胸をキュンキュンさせてきた英国ポップ界の至宝が放つ8年ぶりの新作!この日をどれだけ待ちわびたことか(感涙)!今や天才パディ・マクアルーンの実質的なソロ・ユニットとなったプリファブだが、溢れ出す美メロ、ロマンチックでキラキラした世界観、そしてジェントルかつ男気溢れる歌声は一切不変。ビーチ・ボーイズの 『SMiLE』に触発され、92年に構想されてから足掛け17年…遂に完成に漕ぎ着けた本作には、〈あの頃〉のポップ・ミュージックが持つトキメキが変わらず封じ込められている。嗚呼、感無量…。
intoxicate (C)田中幹也
タワーレコード(vol.82(2009年10月10日発行号)掲載)