ブラジルからサイケ~ドリーム・ポップ新人バンド、ブーガリンズがデビュー!ほとんどのメンバーが二十歳前後なのにもかかわらず、60~70年代のブラジリアン・サイケ・ロックシーンを彷彿とさせるサウンドで今注目を集める新人バンド。フェルナンド・アルメイダとベンケ・フェラスを中心に高校生のころにバンドを結成。本作は友人や親に借りた楽器を使い実家の地下でレコーディングされた完全D.I.Y作品。彼らのトロピカルでポップなローファイ・サウンドは、若いながら成熟したスキルを持つ。
発売・販売元 提供資料(2013/10/21)
ハタチの男子2人を中心とするブラジルの4人組が、ファット・ポッサムよりアルバム・デビューを飾った。ここには、60sサイケ/ガレージ・ロックの名コンピ『Nuggets』とテイム・インパラを並列で聴いてきた世代ならではの気ままなシャッフル感覚、そしてトロピカリズモから受け継いだ美しい実験精神を、自前の簡素な地下スタジオにて独自に融合させた、10編の摩訶不思議なポップソングが並んでいる。例えるならば〈熱帯雨林に迷い込んだMGMT〉、はたまた〈ムタンチスmeetsフォキシゲン〉といった具合。小粋な口笛や子供たちの声も聴こえてくる遊び心たっぷりのアレンジとテンダーなヴォーカルに、ついつい頬が緩んでしまうだろう。若さゆえのひたむきさとメランコリーがゆらゆらと揺らめく一枚だ。
bounce (C)佐藤一道
タワーレコード(vol.362(2013年12月25日発行号)掲載)