2010年、自主制作のデビューEP「All Shapes and Disguises」がオーストラリアと日本のみで2万枚、日本は8,000枚を売り上げ一躍注目を集めた紅一点ジェナ・マクダグル率いるトゥナイト・アライヴ。2012年にファースト・アルバム『ホワット・アー・ユー・ソー・スケアド・オブ』をリリースするや世界中のオルタナ系音専誌の注目を集め、特にヨーロッパ最大のオルタナ・ロック誌Kerrang!では2012年の「The 20 bands you need to hear NOW!」において1位に選出され、さらに年末号のファン投票では「BEST NEW BAND」1位に選出されるほど、ネクスト・ビッグ・シングとしての立ち位置を欲しいままにしている。そんな乗りに乗った彼らの待望のセカンド・アルバムがついに発売。天が二物を与えたシーンを代表するフロント・ウーマン、ジェナの魅力がいっぱいにつまった一枚。
発売・販売元 提供資料(2013/08/09)
紅一点シンガーを擁するオーストラリアの5人組が、2年ぶりに2枚目のアルバムを完成した。無理に幅を広げようとせず、持ち前のエモいロックを磨き上げている点が潔い。パラモアやアヴリル・ラヴィーンのファンはもちろん、(演奏こそ重さに欠けるものの)エヴァネッセンス好きまで魅了できそうなメランコリーも彼らの魅力だ。日本盤にはグッド・シャーロットのベンジーが参加した"Breakdown"を追加収録。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.359(2013年9月25日発行号)掲載)