ブラームスによる2曲の弦楽六重奏曲には、作曲家本人とも親交のあったテオドール・キルヒナーによるピアノ三重奏曲版が存在します。本作では、フルート奏者、ギゼラ・マシャエキ=ベアがトランスクリプションを担当し、ブラームス/キルヒナーによる名作をフルート三重奏曲として演奏。ピアノ、チェロとの絶妙なアンサンブルで作品に新たな魅力をもたらします。 (C)RS
JMD(2013/07/31)
ブラームスの名曲に新風をもたらす絶妙のアンサンブル
ブラームスによる2曲の弦楽六重奏曲には、作曲家本人とも親交のあったテオドール・キルヒナーによるピアノ三重奏曲版が存在します。本作では、フルート奏者、ギゼラ・マシャエキ=ベアがトランスクリプションを担当し、ブラームス/キルヒナーによる名作をフルート三重奏曲として演奏。ピアノ、チェロとの絶妙なアンサンブルで作品に新たな魅力をもたらします。
<ギゼラ・マシャエキ=ベア(フルート)>
ドイツのパッサウに生れる。1983年から85年まで、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に在学、ウィーン国立音楽大学にてヴォルフガング・シュルツに師事。ペーター・ルーカス・グラフ、オーレル・ニコレのマスター・クラスを受講。ウィーン室内管弦楽団及びウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席フルート奏者を経て、1991年にウィーン国立音楽大学にてヴォルフガング・シュルツのアシスタントとなる。1993年には、スイスに滞在し、チューリヒ歌劇場管弦楽団のソロ・フルート奏者を務めながらオーレル・ニコレのもとでさらに研鑽を積む。2005年、ウィーン国立音楽大学准教授、2009年にはヨゼフ・ハイドン・コンセルヴァトリウム准教授に就任。これまでに数多くの賞を受賞。ヴォルフガング・シュルツ、エマヌエル・パユ、ハンスイェルク・シェレンベルガー、ハインリヒ・シフ、クレメンス・ハーゲン、森美加、ラファエル・フリーダーらと共に、またカペラ・アンドレア・バルカ(アンドラーシュ・シフ創設)といったオーケストラと共に、ヨーロッパ各国をはじめ、日本、アメリカで精力的に演奏活動を展開し、レコーディングも多数行っている。
<森 美加(ピアノ)>
東京芸術大学附属音楽高校を経て同大学卒業。その後ウィーン国立音楽大学にてハインツ・メディモレック教授に師事。教授全員一致の最優秀にて卒業。在学中より数々のコンサートに出演、カーネギー・リサイタルホール、ウィーン・コンツェルトハウス、楽友協会ブラームスザール、東京文化会館等内外著名ホールにてリサイタル及び室内楽演奏会を精力的に行なう。1989年より草津国際音楽アカデミー&フェスティバルに出演。数々の世界的奏者との共演を重ね、常に高い評価を得ている。ウィーン国立音楽大学伴奏専任講師。
カメラータ・トウキョウ
発売・販売元 提供資料(2013/07/30)