実に7年ぶりの劇的カムバックを果たし大ヒットを博した『20/20エクスペリエンス』(2013/3/20発売 SICP-3790)と、今作と同時発売となる完結編的立ち位置を持つフォース・アルバム『20/20 エクスペリエンス 2/2』を同時収録した作品。前作をレコーディングした際、名曲が多すぎて一枚のアルバムに収録して切れなかったという逸話が語るとおり、真に"20/20 エクスペリエンス(音楽の完全なる可視化体験)"というコンセプトを体現した作品といえるアルバム。
発売・販売元 提供資料(2013/08/05)
ジャスティン・ティンバーレイクが7年ぶりの劇的カムバックを果たした2013年3月発売のアルバム『20/20エクスペリエンス』と、今作と同時発売となる完結編的立ち位置を持つ通算4枚目のアルバム『20/20 エクスペリエンス 2/2』を同時収録した2枚組アルバム。真に"20/20 エクスペリエンス(音楽の完全なる可視化体験)"というコンセプトを体現した作品。 (C)RS
JMD(2013/08/02)
見えざる統一ルールのようなものがあるとして、その上で覇を競い合う様子もエキサイティングだが、たまにルールブックを勝手に書き換えようとする奴が出てくるから、この15年ほどのUSメインストリーム・ポップはおもしろい。ジャスティンもティンバランドもずっとそうしてきて、いままたそうしようとしている。善し悪しの話じゃないが、"Suit & Tie"のあつらえた音像は、ドラッギーな音色に慣らされた耳にも薫り高いアルコールのように響くものだったはずだ。中盤のスウィートでスティッキーなソウル・パートに辿り着く頃には、多くの大人(年齢の話ではない)が成熟した酔いを経験することだろう。決定的なヒットに恵まれていないティンバにとっても起死回生の一撃となるだろうが、それより何より圧倒的な傑作!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.353(2013年3月25日発行号)掲載)