フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2013年09月14日 |
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規格品番 |
AU95625 |
レーベル |
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SKU |
4022143956255 |
セルが亡くなる前年1969年のドヴォ8は円熟の極み!
1962年のブラ1もセルらしい楷書的な名演!
★定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリースによる注目シリーズのルツェルン・フェスティヴァル。第1弾のハスキル&カサドシュ(AU95623)、第2弾のスターン(AU95624)に続き、第3弾はジョージ・セルによるドヴォルザークの交響曲第8番とブラームスの交響曲第1番というベスト・カップリングです!
★1897年、ブダペストに生まれたセルはウィーンに移住し、ウィーン音楽院で学びました。16歳の時にはウィーン響を指揮し、1924年にはベルリン国立歌劇場でエーリヒ・クライバーの指揮の下で第1指揮者になったほどの逸材で、若くして指揮者として成功していました。1939年、ニューヨーク滞在中に第二次世界大戦の影響によりそのままアメリカに留まることになりました。その後、セルが世界有数のオーケストラに育て上げたクリーヴランド管弦楽団とともに世界各国で積極的な演奏活動を行ってきました。
★このアルバムに収められたドヴォルザークの交響曲第8番とブラームスの交響曲第1番はともにセルが得意とした楽曲で、特にドヴォルザークはセル晩年の1970年4月、生涯最後のレコーディングとなった演奏が名演として知られています。当フェスティヴァルでの録音はその前年にあたる1969年となります。このルツェルン祝祭管弦楽団との演奏もセルの集大成とも言える円熟の極みの演奏ですが、緻密で明晰な演奏を作りあげるためには一切の妥協も許さない、極めて厳しいリハーサルがあったと想像できるほど完璧な演奏を聴かせてくれます。とりわけ、第3楽章では温かさの感じられるふくよかな演奏をしています。ドヴォルザークを生涯演奏し、第8交響曲を大事に温め、翌年のあの名ライヴにつながる演奏となったと考えると感慨深いものがあります。
★カップリングのブラームスの交響曲第1番は1962年の録音。セルのブラ1と言えば1957年、1967年にクリーヴランド管弦楽団と録音したものが有名ですが、当ライヴはちょうどその間にあたる録音です。いかにもセルのブラームスらしい構築のしっかりとした楷書的なスタイルで、ライヴならではの情熱も加わった聴き手に心地よい演奏です。クリーヴランド管弦楽団以外でもこれだけの名ライヴが聴けるのは非常に喜ばしいことでしょう。
キングインターナショナル
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:21:00
録音 | ステレオ (Live)
(1)ドヴォルザーク: 交響曲第8番ト長調 op.88[I .10'50+II .10'33+III .6'36+IV .9'58 = 37'57]
(2)ブラームス: 交響曲第1番ハ短調 op.68[I .13'28+II .9'07+ III .4'25+IV .16'04= 43'04]
【演奏】
ジョージ・セル(指揮)、ルツェルン祝祭管弦楽団[旧ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)]
【録音】
(1)1969年8月30日、(2)1962年8月29 日、ルツェルン (ステレオ・ライヴ)
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1.[CD]
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1.Symphony No. 8 in G major, op. 88: 1. Allegro con brio
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2.Symphony No. 8 in G major, op. 88: 2. Adagio
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3.Symphony No. 8 in G major, op. 88: 3. Allegretto grazioso
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4.Symphony No. 8 in G major, op. 88: 4. Finale. Allegro, ma non troppo
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5.Symphony No. 1 in C minor, op. 68: 1. Un poco sostenuto - Allegro - Meno Allegro
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6.Symphony No. 1 in C minor, op. 68: 2. Andante sostenuto
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7.Symphony No. 1 in C minor, op. 68: 3. Un poco Allegretto e grazioso
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8.Symphony No. 1 in C minor, op. 68: 4. Adagio - Piu Andante - Allegro non troppo, ma con trio - Piu A
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様々な事情であっという間に過ぎゆく2020年の晩夏に、名匠ジョール・セルが、50年近く前のちょうど今頃、ルツェルン音楽祭で指揮したドボルザークとブラームスに心を揺さぶれました。当時のチェコ・フィルのシルクのような弦の美しさ、きりりと引き締まったサウンドを湛えた祝祭管弦楽団。セルの卓越したタクトに乗って、音楽の息吹がほとばしり、アルプスの麓ルツェルンの風すら聴こえてくる畢生の名演です。
録音状態がドヴォルザークに較べて劣りますが、このブラームスの演奏は秀逸です。ラストを聴くと破綻一歩手前まで燃えた演奏であると感じます。
ジョージ・セルの熱い熱い演奏。
ライブではこんな演奏をする人だったんですね。
ブックレットではドヴォルザークの演奏はチェコ・フィルになっています。
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