ボルティモアを代表するソウルネス、Karizma! ハウス、ソウル、ジャズ、そしてヒップホップまでを飲み込んだ漆黒のグルーヴを作り出すクリエーター、Karizmaによる2009年の「Mind Of It's Own V2」以来のフルアルバム。実に4年振り、久々のアーティスト・アルバムとなるわけだが、本アルバムを手掛けるにあたり、Karizmaの制作意欲は留まることを知らず、収録トラックはなんと31曲(ボートラ除く)にも上った。それだけ作りたいモノが多くあったということなのだろう。そんな「Wall Of Sound」は、まさにKarizma以外には作り得ないといっても過言ではない、あらゆるダンスミュージックのエッセンスを融解させた、彼ならではのソウルミュージックを大展開! 得意の名ネタを使ったファンキーディスコハウスやループもの、フロア仕様ハネたビートのテック・ハウス、そしてジャジーなビートダウン系や、ヒップホップまで実に多彩なトラック! また、Osunladeをはじめ、Rokaz(Neil Pierce & Ziggy Funk)、UKのヒットメイカーSean McCabeなどが、フィーチャリングとして参加!! Karizmaワールドを期待するファンを裏切らないまさにツボの必修盤!
BBQ
発売・販売元 提供資料(2013/07/17)
DJであり、ディープ・ハウス~クロスオーヴァー系のプロデューサーとしても世界各地のファンを魅了する、USはボルティモア出身のカリズマが4年ぶりのニュー・アルバムを完成。ジャズ~フュージョン、ソウル、ヒップホップ、そしてディスコといったフレイヴァーを滑らかなブレイクビーツで包み込んでいく持ち前の手法は、もはや職人の域に達したかのよう。ときにファンキーさやセクシーさ、そして懐かしさを垣間見せながら、平熱の熱さでグイグイと攻めていく。淡麗なようでいて濃厚、クールなのに熱い。そんな相反する表現が身についた文字通りの〈カリスマ〉。デトロイト・テクノやディープ・ハウスのフォロワーはもちろん、ジャンルを選ばず自由な音楽を求めるリスナーにチェックしてほしい。
bounce (C)ネイシャン
タワーレコード(vol.358(2013年8月25日発行号)掲載)