吉高由里子が主演、SAKEROCKの浜野謙太が共演したことでも話題のコメディ映画。こちらのサントラは映画やTVで幅広く活躍する作曲家・きだしゅんすけが手掛け、アコーディオンの音色が印象的なスコアは可愛らしく、フランス映画を思わせる小粋さがある。もちろんハマケンも演奏で参加しており、彼のトロンボーンをフィーチャーした"婚前ポルカ"はちょっぴりSAKEROCK風味。
bounce (C)村尾泰郎
タワーレコード(vol.331(2011年4月25日発行号)掲載)
楽しく明るくおしゃれでロマンティックなアコースティック・ラウンジ。
『婚前特急』(2011)
サウンドトラック
音楽 きだしゅんすけ
監督 前田弘二
主演 吉高由里子
5人の男性と同時に交際していた女性が、友人の結婚を機に、彼らの中から結婚相手を選ぶことにするのだが・・・・ 自主映画界で人気を蓄積してきた前田弘二監督が、ライフワーク的な?もしくは十八番ジャンルのキュートなラブコメディを昇華させた長編。音楽はきだしゅんすけ(木田俊介)。数々の短編ドラマや、「ポップン・ミュージック」「ジェットセットラジオ」などのゲーム音楽に参加し、今作が初の長編劇映画音楽担当、続いて山下敦弘監督の『マイ・バック・ページ』も担当している。メインテーマであるアコーデオンが奏でる「婚前ポルカ」のバリエーションや、ピアノ曲の小編をよりキュートにした曲や、ボレロの変形の「宿探し」など、作品のイメージ通りのシンプルで明るくおしゃれな、近年の邦画サントラに珍しい、アコースティックなイージーリスニング・サウンド。このオフビート感は、栗コーダーのファンあたりにもお薦めで、音数を絞っての構成の妙は安川午朗ファンにもお薦め。 (C)馬場敏裕
タワーレコード