女性シンガー・ソングライター、JASMINEの3年ぶり(2013年時)となるセカンド・アルバム。2011年以降にリリースされた全シングルに加え、エレクトロ・サウンド満載のダンス・ミュージック曲なども収録。デビューから4年(同)という時を経て、またひとつ成長した彼女から放たれる力強く、共感力のあるリリックが魅力のハートウォーミングな作品。 (C)RS
JMD(2013/07/31)
2009年にデビューシングル「sad to say」で衝撃的なデビューを飾り、リリース毎にその斬新なサウンドメイク、同世代の気持ちをリアル且つ独創的に表現した歌詞、で聴く人全ての心を掴んできた次世代を担うカリスマ・シンガーソングライターのJASMINEが3年振りとなる待望の2ndアルバムををリリース。収録内容としては2011年以降にリリースされた全シングルに加え、新録音源にはエレクトロサウンド満載のダンスミュージック曲なども収録。デビューから4年という時を経てまたひとつ成長した彼女から放たれる力強く、共感力のあるリリックは、まさにハートウオーミングそのもの。多くのリスナーに愛された2010年の1stアルバム『GOLD』を超える傑作アルバム。
SONY
発売・販売元 提供資料(2013/07/30)
エッジーなトラックと対等に渡り合うパワーを備えた歌はなかなかお目にかかれないし、だからこそ聴きたいわけで―JASMINEの2作目は、そんな欲求に真正面から応えてくれる一枚となった。2010年のデビュー作『GOLD』は現代的な質感を採り入れつつもオーセンティックなR&Bとして享受できるアルバムだったが、新作はよりエレクトロニックな仕上がり。とりわけ初出のナンバーにはEDMマナーに準拠したトランシーなものが多いが、そのアグレッシヴなサウンドを乗りこなし、シリアスだが決して大袈裟ではないエモーションを楽曲へ焼き付けることに成功している。彼女らしいメッセージ性もさることながら、トレンドと向き合って真摯な回答を導き出しているという意味でも感動的な作品だ。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.358(2013年8月25日発行号)掲載)