スライド・ギタリスト、デレク・トラックスと妻でギタリスト&ヴォーカリストのスーザン・テデスキらによるバンド、テデスキ・トラックス・バンドのスタジオ録音アルバム。「バンドとしての方向性が定まった」という本作は、進むべき方向へ全速力、エンジン全開で疾走する音づくりが聴く者を爽快、前向きな気持ちにさせる一枚。 (C)RS
JMD(2013/07/03)
新世代の3大ギタリストとして日毎に音楽界の存在感を増すデレク・トラックス。2011年6月に、妻スーザン・テデスキと総勢11名からなる新バンド「テデスキ・トラックス・バンド」のデビュー盤『レヴェレイター』を発表し、見事グラミー賞を受賞した。2012年2月には待望の来日公演を成功裡におさめ、2012年5月にはライヴ盤『エヴリバディズ・トーキン』を発売した。新バンド結成以来、ワールドツアーでバンドとしての結束力をつよめ遂に、オリジナルスタジオ録音として2枚目、バンドとして3枚目のアルバムが完成した。「バンドとしての方向性が定まった」本作。進むべき方向へ全速力、エンジン全開で疾走する音づくりが聴く者を爽快、前向きな気持ちにさせる。2012年10月、ベースのO.バーブリッジが脱退し録音ではピノ・パラディーノ他4名が交替でベースを演奏している。
発売・販売元 提供資料(2013/06/26)
デレク・トラックス&スーザン・テデスキ夫妻率いる大所帯グループが、ライヴ盤を挿んで2作目を投下した。ハードなツアーによって磨かれたバンド・グルーヴがそのままスタジオに持ち込まれ、卓越した演奏スキルに荒々しいダイナミズムがプラス。ブルースやサザン・ロック、ファンクを緩急つけながら展開し、聴き手を飽きさせない。トラフィックやオールマン・ブラザーズ・バンド好きなら感涙モノの一枚だ。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.358(2013年8月25日発行号)掲載)