ジャッキー･コーガン

ブラッド・ピットが最もワルで最もセクシーな殺し屋に!!
『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニクとの再タッグが実現、アメリカ社会の闇をスタイリッシュに、そして容赦なく炙り出したクライム・アクションが誕生!

2012年カンヌ国際映画祭に出品され、世界中の映画批評家たちから過去類をみないほど最高のレビューが飛び交った本作。ブラッド・ピットが「優しく殺す」をモットーとするクールな殺し屋ジャッキー・コーガンを演じ、裏社会の男たちを描きながら、アメリカ現代社会の闇をスタイリッシュに、そして容赦なく炙り出すことに成功した。『バベル』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『イングロリアス・バスターズ』『マネーボール』等の映画賞を賑わせる秀作に相次いで出演し、プロデューサーとしても『ディパーテッド』『キック・アス』等の快作を連発。男性で初めてシャネル「N°5」のモデルを務めるなど、その魅力で世界中を魅了するピットが、『ツリー・オブ・ライフ』以来2年ぶりに、主演とプロデューサーを兼任した大注目作!匂い立つほどの色気を発し、カリスマ的キャラクターに血の通ったリアリティを与える好演は、ピットだからこそ成立させることのできる役柄である。
そんな彼を支えた、いずれ劣らぬ実力派アクターたちの豪華な共演も見どころのひとつ。『扉をたたく人』でアカデミー賞にノミネートされ、ピットのプロデュース作品『食べて、祈って、恋をして』でも好演を見せた演技派リチャード・ジェンキンスが切れ者風情のコーガンの連絡係を妙演すれば、やはりピットとは『ジェシー・ジェームズの暗殺』で組んでいるいぶし銀サム・シェパードが強烈な存在感を発揮。さらに『NARC ナーク』のレイ・リオッタや、TVシリーズ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」のジェームズ・ガンドルフィーニやヴィンセント・カラトーラといった味のあるベテランが助好演。『アルゴ』で一躍注目を集めたスクート・マクネイリーや『アニマル・キングダム』で鮮烈な印象を残したベン・メンデルソーンら、注目の若手アクターたちの活躍も見逃せない。監督はピットのプロダクション、プランBの製作の下、『ジェシー・ジェームズの暗殺』で高く評価されたアンドリュー・ドミニク。原作となった、ジョージ・V・ヒギンズ著「COGAN'S TRADE」で描かれる犯罪の世界に現代の経済との共通点を見出した鋭い視点と歯ごたえのあるドラマは、原作そのままのハードボイルドな空気感も見事に再現している。また、撮影には『ゼロ・ダーク・サーティ』のグリーグ・フレイザー、衣装・美術に5度のアカデミー賞ノミネートを誇るパトリシア・ノリス、製作に『ツリー・オブ・ライフ』『ワールド・ウォーZ』のピットも信頼を置くデデ・ガードナーなど、スタッフも超一流揃い。

原題 KILLING THEM SOFTLY

2013年4月26日日本公開(プレシディオ配給)