サウンドトラックをスペシャル・プライスで届ける"永遠のサントラ BEST&MORE 999"キャンペーン。山下淳弘監督、2005年映画『リンダ リンダ リンダ』のオリジナル・サウンドトラック。女子高生がブルーハーツの即席コピーバンドで文化祭に望む!突如ヴォーカルを任せられた韓国からの留学生をペ・ドゥナが好演する青春ムーヴィー。ex.スマッシング・パンプキンズのジェイムス・イハの優しくも躍動感あふれるスコアをフル収録! (C)RS
JMD(2013/07/26)
高校生活最後の文化祭を3日後に控えながらギタリストが骨折、さらにはヴォーカリストが脱退してしまってテンション落ちまくるガールズ・バンド。しかし、それでもなんとか高校生活の想い出を残そうとする残り3人のメンバーは、ブルーハーツのコピー・バンドとして参加を決意。行き当たりばったりで韓国からの留学生をヴォーカルに迎え、本番までの猛練習が始まった!……というわけでこの作品、なんといってもそのガールズ・バンド=PARANMAUMの面々がイカしてるんです。
実際にドラムが特技という前田亜季ちゃん、いかにもベーシストな寡黙さを放つ関根史織ちゃん(Base Ball Bearのメンバーとして活躍中の本職です!)、クールな表情に〈ロック〉を感じさせてやまない香椎由宇ちゃん、そしてボビー・オロゴンばりの反則日本語で天性(天然?)のコメディエンヌぶりを発揮するペ・ドゥナちゃん。いろんな意味でブルーハーツ並みのポテンシャルを秘めたバンドなんです。そんな彼女たちが文化祭本番に向けて熱くなっていく姿は、観てるこっちも熱くなる……って、劇中で彼女たちを見守る先生役には、甲本ヒロトの実兄、甲本雅裕(グッ!)。そしてクライマックス――〈ど~ぶね~ずみ~みたいに~〉のパート終わりと同時に入ってくる由宇ちゃんのギター、その音が響いた瞬間たるや! ロックンロールの醍醐味とは? バンドをやることの愉快さとは? 若さとは? 美しさとは? その正解がこの作品の中にありますぞ!
bounce (C)久保田 泰平
タワーレコード(2005年08月号掲載 (P125))
何が凄いって、何しろスコアがジェームズ・イハ!!!
『リンダ リンダ リンダ』(2005)
サウンドトラック
音楽 ジェームズ・イハ
パーランマウム、BASE BALL BEAR、湯川潮音の
ナンバーも収録
音楽プロデューサー 北原京子
監督 山下敦弘
女子高生がブルーハーツを演奏する!!というのはきっかけで、
あくまで、青春の思い出の幾日を楽しくちょっとセンチに
見つめる、そんなこの映画に、元スマッシング・パンプキンズの
ジェームズ・イハのギターが叙情的に流れる!!!!!というすごい
発想。プロデュースは過去に『萌の朱雀』という大傑作や
『ウォーター・ボーイズ』『スウィング・ガールズ』『いま、会いに
いきます』といった個性的かつ愛されるサントラを世に出した
プロデューサー、北原氏。幻想的でノスタルジックで、シャイさが
あふれるイハのギター・サウンドでウルウルしてください!!!!
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2005/07/27)