04年、『フランツ・フェルディナンド』で鮮烈なデビューを飾り、05年の『ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター』で世界的な大ブレイクを果たし、いまや英国を代表するロック・バンドとして確固たる人気と存在感を誇る不動の4人組、フランツ・フェルディナンド。ここ日本でもデビュー後にUKアーティストとしてフジロックフェスティバル史上最速のヘッドライナーを務めるなど、幅広い層に高い支持を受ける彼らが、09年の『トゥナイト』以来約4年ぶりとなる待望のニュー・アルバムをリリース! 昨年1年間の間に、メンバーのアレックスが所有するスコティッシュ・スタジオや、ニックが所有するソーセージ・スタジオ、そしてクラブ・ラルフ・スタジオといったロンドン各地のスタジオに加えて、ストックホルムやオスロなど、様々な場所でレコーディング・セッションを行い、時間をかけて制作。本作ついてアレックス自身は「どこかのダメバンドがプレイした"理性対魂("The Intellect Vs The Soul)"」と表現。その仕上がりはまさに原点回帰とも呼べるフランツらしさがギッシリ詰まっており、フックの効いたサウンドと、ウィットと英国的ユーモアに富んだリリック、そして思わず踊りだしたくなるようなビートが融合した、一筋縄ではいかない彼ら流のポップ・チューンが揃った大傑作が完成! ディスク2『Right Notes, Right Words, Wrong Order』にはキンクスのレイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィスを中心に設立され、アデル、アークティック・モンキーズ、ブラー、シン・リジィ、ビージーズ、エルビス・コステロ、ストーン・ローゼズ等が使用した事でも有名な、ロンドンの伝説的スタジオ"コンク・スタジオ"でのライヴ・セッションを収録!
発売・販売元 提供資料(2013/06/06)
実験性を極めた前作を経て、4枚目のアルバムでは〈女の子が踊れる音楽〉という原点に回帰したスコティッシュ4人組。つまりファンキー極まりなく、終始スリリングなテンションを維持していて、即効性満点のポップセンスが全開だ。そして、多国籍なプロデューサー(ホット・チップのアレクシス&ジョー、トッド・テリエ、ビヨーン・イットリング)の手を借りて各地を転々としながら作ったというにもかかわらず、濃厚なバンドのキャラで全編を統一。簡潔な曲に多様な音楽的アイデアとリリカルな含みを盛り込みながら、ライヴ感溢れるサイケ・ディスコを鳴らしており、制作中もツアーを続けていたことに納得できる。ヴィジュアル・イメージだって抜かりなく、これぞアート・ポップ!
bounce (C)新谷洋子
タワーレコード(vol.358(2013年8月25日発行号)掲載)