日本人DJ/プロデューサー、sugiurumnの5年ぶり(2013年時)となるオリジナル・アルバム。ゲスト・ヴォーカルを迎えた、初の全曲"歌モノ"のアルバム。日高央(THE STARBEMS)、曽我辺恵一、畠山美由紀、Kram from Spiderbait、沖野俊太郎(ヴィーナスペーター)、ヤマジヒデカズ(dip)ら国内外から多くのアーティストが参加した一枚。 (C)RS
JMD(2013/06/13)
SUGIURUMN、5年ぶりのオリジナルアルバム完成! 豪華ゲストボーカルを迎えた、初の全曲歌モノのアルバム。
参加アーティスト
日高央(THE STARBEMS)、曽我辺恵一、畠山美由紀、Kram from Spiderbait、沖野俊太郎(ヴィーナスペーター)、ヤマジヒデカズ(dip)、日暮愛葉(SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER/LOVES.)、BEZ from Happy Mondays、吉村潤(ex.WINO)、ウクモリトモミ
ワーナー
発売・販売元 提供資料(2013/05/31)
6年ぶりのオリジナル作は、畠山美由紀や曽我部恵一らシンガー勢を楽曲ごとに招いたヴォーカル・トラック集となった。ハッピー・マンデーズのベズを迎えた楽曲などでマッドチェスター回帰の意匠がちらほらと見受けらつつ、アルバム全体のカラーを決定付けているのは、柔和な音像と美しいメロディー。具体的には、ボビー・コンダースらによる90年代初頭のディープ・ハウスに近い雰囲気がある。イビザで受けた衝撃をアッパーなビートで表現してきた男が新たなフェイズに入ったことを如実に感じさせる作品だし、メインストリームにも侵攻したEDMが幅を利かせるダンス・シーンへの回答なのかも。……なんて深読みすると、ハウスへの忠誠を誓うタイトルがよりシリアスな意味合いを帯びてくる。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.357(2013年7月25日発行号)掲載)