ヨーロッパ・レゲエ・シーンの大スター、アルボロージの新作が登場。イタリア・シチリア出身で、10年以上ジャマイカに活動の拠点を構えつつ、ヨーロッパ/USを行き来して世界的に活躍する現行ヨーロッパ・シーンをドイツ出身のジェントルマン等と共に代表する存在。「Kingston Town」をはじめ、日本でも大人気のエターナとの「Blessing」他ヒット曲多数。本作は2011年の前作『2 TIMES REVOLUTION』以来となる新作。ジャマイカにアルボロージが保有するシェンゲン・スタジオで録音。キング・ジャミーズによる「Don't Pressure It」、ライアン・ディロンによる「Warrior」を除く、残り14曲をアルボロージ自身がプロデュース。各曲のリディム・トラックも自身で制作、その9割近くを自身で演奏。ミックスも全曲自身で実施。過去のレゲエと同種の質感を追求することをテーマに、生楽器による演奏とアナログ録音を敢行。ワン・ドロップを基調とした王道のレゲエ・サウンドに、アルボロージの哀愁漂うシング・ジェイ・スタイルの歌声で歌唱。ジャマイカのパトワの言葉が持つリズム感も完璧に、その人気の理由でもあるタフでありつつもメローでキャッチーで聴く者の琴線を刺激する独特のメロディー/フローが躍動。注目はボブ・マーリーの実子である人気スター=キマーニ・マーリーとのボブ・マーリー「Zion Train」のリメイク。また、イタリアの大人気女性シンガー=ニナ・ジリとのスカ・チューンでヨーロッパで大ヒットの「Goodbye」。レゲエ・レジェンドのコーラス・グループ=アビシニアンズとのタフなルーツ・ロック「Give Thanks」、R&B寄りな歌唱が印象的なケマーを迎えたメロー・チューン「Memories」、新進シンガー=ネイチャーとの軽快なルーツ・チューン「Warrior」とゲストを迎えた曲でアルバム全体に効果的な起伏/アクセントを加え、奥行きと広がりをもたらしています。
発売・販売元 提供資料(2013/09/24)
いまや風貌も含めて完全にラスタ化したイタリア出身/ジャマイカ在住のダミ声シングジェイによる新作。アナログ機材を用いて70~80年代のルーツ・ロック・レゲエを追求していて、キマーニ・マーリーやアビシニアンズらとの絡みも濃密だ。また、女性シンガーのニナ・ジリ参加曲“Goodbye”では、さらに時代を遡ってオーセンティックなスカまで再現。プロデュース、演奏のほとんどを自身で手掛けた力作である。
bounce (C)カシワサン
タワーレコード(vol.360(2013年10月25日発行号)掲載)