教授による似非レゲーな和レアリック盤。
『千のナイフ』と『B2-UNIT』の間、79年に制作された教授のアザーサイドを代表するアルバム。アブストラクトで実験的なソロ作品とは全くベクトルの異なる、トロピカルなフュージョン・レゲー的な内容。コンピレーションにセレクトされた(7)"スウィート・イリュージョン"は、エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズ"NIGHT IN NEW YORK"を彷彿させるゴージャスなメロウ・ディスコ。他にも4つ打ちステッパーな(4)"カクトウギのテーマ"や似非レゲー曲(2)(3)(5)など、和レアリックな視点からも今後の人気上昇が想定される一枚。 (C)新宿店:TANAKAMAN

タワーレコード （2019/11/19）

坂本龍一が中心となり、ジャズフュージョン系VSジャパニーズ・ロック系ミュージシャンが繰り広げる"カクトウギ・セッション"。小原礼、高橋ユキヒロ、鈴木茂、松原正樹、大村憲司、アブドゥーラ・ザ・"ブッシャー"(渡辺香津美)に、バックグラウンド・ボーカルで山下達郎、吉田美奈子、矢野顕子、イブが参加。当初、教授にソニーから企画がもちかけられた時点では、ボサノヴァでアルバム1枚ということだったが、教授はレゲエアルバムに逆提案。結果出来上がったのがフュージョン的で、超POPな「夏の神経症」と言う意味のこのアルバム。
オリジナル発売日 1979年6月21日 2005年リマスター

1. Summer Nerves サマー・ナーヴス
作詞:矢野顕子 作曲:坂本龍一 編曲:坂本龍一
2. You're Friend To Me ユー・アー・フレンド・トゥ・ミー
作詞・作曲:Nile Rodgers, Bernard Edwards 編曲:坂本龍一
3. Sleep On My Baby スリープ・オン・マイ・ベイビー
作詞:矢野顕子 作曲:矢野顕子 編曲:坂本龍一
4. Theme For "Kakutougi" カクトウギのテーマ
作詞:高橋ユキヒロ, 生田朗 作曲:坂本龍一 編曲:坂本龍一
5. Gonna Go To I Colony ゴナ・ゴー・トゥ・アイ・コロニー
作詞:坂本龍一 作曲:坂本龍一 編曲:坂本龍一
6. Time Trip タイム・トリップ
作詞:安井かずみ 作曲:坂本龍一 編曲:坂本龍一
7. Sweet Illusion スウィート・イリュージョン
作曲:坂本龍一 編曲:坂本龍一
8. Neuronian Network ニューロニアン・ネットワーク
作曲:細野晴臣 編曲:坂本龍一

プロデュース:坂本龍一

【パーソネル】
Keyboards:坂本龍一 (All tracks)
Guitar:渡辺香津美 (M3, M7), 大村憲司 (M3, M7), 松原正樹 (M4, M5), 鈴木茂 (M1, M2, M4, M6)
Bass:小原礼 (M1 to M4, M6, M7)
Drums:高橋ユキヒロ (All tracks)
Percussion:浜口茂外也 (M1, M2, M4, M6), Pecker (M3, M5, M7)
Alto Saxophone:ジェイク・コンセプション (M7)
Soprano Saxophone:山口真文 (M1)
Bass Trombone:杉本勝行 (M4), 岡田澄雄 (M4)
Trombone:新井英治 (M4), 三田治美 (M4), 平内保夫 (M4)
Trumpet:数原晋 (M4), 中川喜弘 (M4), 岸義和 (M4)
Flute:中川昌三 (M1)
Harp:山川恵子 (M1)
Strings:多グループ (M2, M4)
Backing Vocals:イブ (M2, M4), 矢野顕子 (M3), 山下達郎 (M5, M7), 吉田美奈子 (M7)
Synthesizer [Manipulator]:松武秀樹 (M8)

発売・販売元 提供資料 （2013/05/28）

「名盤復刻」シリーズ。本作は、坂本龍一が中心となり、ジャズ･フュージョン系VSジャパニーズ･ロック系ミュージシャンが繰り広げる"カクトウギ･セッション"による、1979年発表のアルバム。小原礼、高橋ユキヒロらに、バックグラウンド･ヴォーカルで山下達郎、吉田美奈子らが参加。フュージョン的で超POPな、「夏の神経症」という意味のタイトルの一枚。2013年リマスタリング音源。 (C)RS

JMD （2013/06/07）