ラフでタフで怒気が爆発するようなミクスチャー・ロック/クラブ・バンドである「あの頃のADF」が復活!初期メンバーの再集結に加え、名作『エネミー・オブ・ジ・エネミー』をプロデュースしたエイドリアン・シャーウッドが再び手がけるという、結成から20年・通算8作目にして辿り着いた最強布陣による最高傑作!矛盾と問題だらけの世界を生き抜くためのガソリン音楽!
オススメ曲 (2)(3)
タワーレコード(2013/07/30)
痛烈な社会風刺や、片時もブレる事の無い政治的メッセージ、ダブ/レゲエ、バングラ、ロック、パンクなど幅広い音楽をクロスオーバーさせた無国籍なサウンド、そしてフジロックや世界中の名立たるフェスでの伝説的ライブ・パフォーマンスで知られるエイジアン・ダブ・ファウンデイションの最新作(2013年時)! 今回最大の注目は、2011年にロンドンを中心に勃発した暴動をきっかけに、バンド結成時の中心メンバーであるドクター・ダス(bass)が7年振りに復帰、さらには、ロッキー・シン(drums)、ゲットー・プリースト(Vocal)という人気・実力を兼ね揃えたメンバーが再集結した最強布陣だということ。また新メンバーとして、凄腕フルート・ヒューマン・ビートボクサーのネイサン・リーも正式加入。さらに客演陣は、先行カット"Radio Bubblegum"では、FaithlessやLee Perryの作品への参加でも知られるLSKが歌声を披露し、ナガMCらイーストロンドンの若きMCたち、カルカッタのラップ・グループ=ガンドゥ・サーカスやデリーのインパール・トーキーズもフックアップ! バンド自身も、結束力の強さはバンド史上最大の旋風を巻き起こした『エネミー・オブ・ジ・エネミー』を超えると語っている。さらに本作は、その『エネミー・オブ・ジ・エネミー』をプロデュースした〈ON-U SOUND〉レーベルの総帥、エイドリアン・シャーウッドがプロデュースを担当していることにも要注目!
DIS
発売・販売元 提供資料(2013/06/13)
キャリア最高のセールスを記録した『Enemy Of The Enemy』ぶりとなるエイドリアン・シャーウッドの関与も話題の新作ですが、何より注目すべきはレゲエ・マナーなベース・プレイを得意とするDrダス、そしてシングジェイのゲットー・プリーストがメンバーに復帰したことでしょう。それによってラガ・ジャングル色がグッと強まり、初期の姿が戻ってきた感じ。結成20周年という節目にみずから華を添えましたね。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.357(2013年7月25日発行号)掲載)