仙台をベースに活動する音楽家、M-Kodaのサード・アルバム。独創的なアイデアから生まれるドラマティックな楽曲を基盤に、シューゲイズ、ポストロック、ブレイクビーツ、ミニマル、アンビエントといったエッセンスを緻密に内包。エレクトロニカの範疇には収まらない広がりを持っている。 (C)RS
JMD(2013/06/15)
記憶の底にある懐かしく透明な何かにそっと触れる美しい響きの数々。仙台をベースに積極的な活動を続けLiquid note recordsで2枚のアルバムをリリースしてきたSatoshi KodamaによるソロプロジェクトM-Kodaの通算3作目となるアルバム『Generating Arrow Diagram』。本作ではこれまでの方向性をベースにしつつ、根本となるソングライティングにおいてもディテールへの配慮においても格段にアップグレードし、美しいテクスチャーの電子音響から優しいオーガニックな楽曲まで比類なき充実した作品として全てがまとめられています。オープニングを飾る「After The End」は本作を代表する、また電子音響の系譜に足跡を残す可能性を多いに秘めた美しく力強い旋律が特徴の楽曲。細部に渡り流麗に表現されたグリッジ、多彩な色を飾るピアノやエレクトリックピアノの鍵盤群とギターの音など、洗練されたエレクトロニックサウンドでありつつもそこにシューゲイズ、ポストロック、ブレイクビーツ、ミニマル、アンビエントといったエッセンスをも内包し、エレクトロニカの範疇には収まらない広がりを持っています。またShellingとしての活動でも注目を浴びるfraqseaが美しいハーモニーを披露しています。アルバムタイトルの『Generating Arrow Diagram』に関して、「直訳すると創出される矢線図という意味になりますが、このアルバムには事や物が創出され続けて行く世界観を表現したかった」という本人のコメントを感じながら、是非この素晴らしい作品に触れて下さい。
発売・販売元 提供資料(2013/05/31)
信頼のPROGRESSIVE FOrMより、またもや高品質の快作が! kashiwa daisukeがマスタリングを手掛けた若き才能の新作は、隅々まで計算され尽くした音の配置による立体的な音像が印象的。エレピとギターの幻想的な旋律をグリッチ・ノイズが侵食するサウンドスケープは、耽美で力強い空気に満ちている。メランコリックな電子音のレイヤーがじわじわと心の琴線を震わす"After The End"は、その真骨頂となる名曲!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.356(2013年6月25日発行号)掲載)
日本エレクトロニカシーンを牽引する老舗レーベルPROGRESSIVE FOrMの新作は、仙台を拠点に活動を続け、これまでにLiquid note recordsより2枚のアルバムをリリースしてきたSatoshi Kodamaによる通算3 作目。美しくも力強い旋律と、徹底的に拘り抜かれた音響設計。グリッジによるテクスチャーは洗練を極め、優しくアンビエントなサウンドメイクは静かに熱を帯びている。
intoxicate (C)木村陽平
タワーレコード(vol.104(2013年6月20日発行号)掲載)