幼なじみのジェイムス・ブレイクのギタリストとして世界中のオーディエンスに向けて演奏してきたエアヘッドことロバート・マクアンドリュースのデビュー・アルバム『For Years』が<R&S>よりリリース! 本作は彼が、ジェイムス・ブレイクやブライアン・イーノらとスタジオで曲を書きセッションをして、ツアーで世界を飛び回り、最高峰のクラブのサウンドシステムでDJをするようになるまでの4年間の歴史と変化が詰まった作品だ。先行シングルの"Wait"(M-1)では、内省的なギターにエレクトロニカとダブステップを融合させたかのようなビートに女性ヴォーカルが心地良くフィット、そして後半でのフィードバック・ギターは今までにない斬新な展開。"Callow"(M-3)ではまるジェイムス・ブレイクのライヴに女性ヴォーカルが参加したかのようなトラックを披露。そして、"Autumn"(M-7)でもマイス・パレードのようなギターと女性ヴォーカルの、優しく心地よいトラックを披露している。"Azure Race"(M-6)では遊び心がありながら緻密なエレクトロニカ・サウンドを、"Fault Line"(M-8)ではミニマルなビートと浮遊感ある女性ヴォーカルのサンプリングが心地よい。本作『For Years』はまるで不思議で美しい建物に足を踏み入れた気分になる。そしてその中で、毎回新たな探索をしたくなるのだ。
DIS
発売・販売元 提供資料(2013/05/09)
ジェイムズ・ブレイクのギタリストが初作を完成。カレンOの声ネタをギターの淡い音色と程良いビートの反復でポスト・ロック風味に仕立てた"Wait"や、マッシヴ・アタック"Tear Drop"のテン年代版と呼びたい優美な天女声に召される"Callow"など、快楽中枢を刺激するサウンドスケープを展開。幻覚モロ見えとまではいかないくらいの奇妙なサイケ感が、柔らかい陽だまりにも夜の帳にも映える。もちろんJBも客演。
bounce (C)佐藤大作
タワーレコード(vol.356(2013年6月25日発行号)掲載)