クラシック
CDアルバム

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フォーマット CDアルバム
発売日 2013年09月14日
国内/輸入 輸入
レーベルSimax
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 PSC1193
SKU 7033662011933

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:11:00

『クラウス・エッゲ(1906-1979): 室内楽作品集』

【曲目】
クラウス・エッゲ(1906-1979):
ヴァイオリンソナタ Op.3 (1932)
協奏的二重奏曲 Op.23 (1945-51) (ヴァイオリンとヴィオラのための)
ピアノ三重奏曲 Op.14 (1940)

【演奏】
アイナル・ヘンニング・スメビ(P)
トール・ヨハン・ボーエン(Vn)
ベネディクト・ロワイエ(Va)
ヨハンネス・マッテンス(Vc)

【録音】
2011年10月4日-7日、2012年2月17日-19日 ソフィエンベルグ教会 (オスロ)
制作: トニー・ハリソン、スティーヴン・フロスト (三重奏曲)
録音: ジェフ・マイルズ]

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Sonata for violin & piano, Op. 3: 1. Moderato (Con fuoco subito, Tempo primo)
    2. 2.
      Sonata for violin & piano, Op. 3: 2. Romanza, Adagio (Allegro moderato, Andante, Tempo 1)
    3. 3.
      Sonata for violin & piano, Op. 3: 3. Finale. Rondo, vivace (Meno mosso, Tempo 1, Molto vivace)
    4. 4.
      Duo Concertante for violin & viola, Op. 23: 1. Allegro capriccioso
    5. 5.
      Duo Concertante for violin & viola, Op. 23: 2. Adagio molto espressivo (Pochissimo mosso, Come prima
    6. 6.
      Duo Concertante for violin & viola, Op. 23: 3. Finale, Allegro giocoso
    7. 7.
      Trio for piano, violin & cello, Op. 14: 1. Tranquillo, Tempo 1, Tranquillo, Tempo 1, Tranquillo, All
    8. 8.
      Trio for piano, violin & cello, Op. 14: 2. Adagio (Con sentimento, Tempo primo, Con sentimento)
    9. 9.
      Trio for piano, violin & cello, Op. 14: 3. Scherzo, Presto, Trio, Meno mosso ma non troppo
    10. 10.
      Trio for piano, violin & cello, Op. 14: 4. Finale. Introduksjon - Sostenuto, Allegro appasionato

作品の情報

商品の紹介

ノルウェーの伝統音楽の語法を取り入れた20世紀北欧の作曲家エッゲの室内楽作品集

クラウス・エッゲは、20世紀、とりわけ1950年代の北欧の音楽シーンでもっとも重要とみなされている作曲家のひとりです。ノルウェー民俗音楽の豊かな遺産で知られるテレマルク地方の生まれ。民俗音楽とともに育ち、1929年にオルガニストの資格をもってオスロの音楽院を卒業した後は、ファッテイン・ヴァーレンの下で作曲を学び、ベルリンの音楽アカデミーで研究を続けました。交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲を中心に作曲し、その多くがノルウェー音楽のレパートリーとして定着しています。1932年のヴァイオリンソナタはエッゲの最初期の作品のひとつです。民俗音楽をインスピレーションの源としながら、ロマンティシズムに背を向けた不協和の響きがすでに聞こえてくる音楽です。1949年のピアノ三重奏曲は、彼が作曲家として認められるきっかけとなった作品です。後のエッゲの作品に特徴的な多調性が用いられ、調性の一層の展開が図られています。ヴァイオリンとヴィオラのための《協奏的二重奏曲》は1949年から1951年にかけて作曲されました。演奏されることの多いピアノ三重奏曲にくらべ、あまり注目されてこなかった作品です。民俗音楽にルーツをもちながら、伝統的な「旋律」から離れた語法と自由な調性で書かれています。
このディスクの録音セッションには、さまざまなスタイルとジャンルの作品を手がける音楽家たちが参加しました。グリーグとセーヴェルーのピアノ曲や現代の音楽の録音で知られる、ノルウェー音楽アカデミーの教授、アイナル・ヘンニング・スメビ。アカデミーを卒業後、アメリカに渡ってカミラ・ウィックスに師事し、ピリオド楽器によるアンサンブルFragariaVescaを創設したトール・ヨハン・ボーエン。パリに生まれ、オスロのアカデミーでトムテルに学んだベネディクト・ロワイエ。アカデミーのトルルス・モルクとクヴァルヴァインの下で学び、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団に所属しながらソロと室内楽の活動をするチェリスト、ヨハンネス・マッテンス。エッゲの音楽に共感を寄せるアーティストたちです。
アルバムのブックレットには、アウグスト・アルベットセンが執筆した『20世紀北欧の文化と音楽生活の中心人物』と題したライナーノーツがに掲載されています(アンドリュー・スミス英訳)。エッゲという作曲家を知るうえでとても貴重な資料です。
このアルバムは、Simax録音の制作を担当し、このエッゲのアルバムで三重奏曲の録音を前にして亡くなったイギリス出身のプロデューサー、トニー・ハリソンの思い出に捧げられました。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2013/05/10)

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