デンマークを代表するベーシスト、ヨーロッパ中でも指折りの実力をもつイエスパー・ルンゴーのトリオ作品。その実力は、数々のアメリカのミュージシャンとの共演が証明するというもの。1970年代にコペンハーゲンへ移住し、訪問したアーティストと数々共演。そのアーティストの中には、デクスター・ゴードンを始め、ペッパー・アダムス、ハワード・マギーなども。またサド=メル・オーケストラとは3ヶ月に渡ってヨーロッパ・ツアーに同行。一方、同じくデンマークの巨匠アレックス・リールとの強力なタッグも良く知られる所です。そんなルンゴーのトリオは2004年結成。もうすぐ10年となる今、作品がリリースされました。タイトルにある通り、アダレイ・ブラザーズへのオマージュ。キャノンボール・アダレイの楽曲はもちろん、長い期間クインテットに在籍したピアニスト、ジョー・ザヴィヌルのファンキー名曲をオープニングに、縁の曲と、オリジナルとを織り交ぜ、その音楽のロマンに迫ります。ドラムレスの編成のため、比較的ゆったりしたスロウな印象が主体でありつつ、ソウルフルでブルージー、そして思わず笑みもこぼれるファンキーな演奏が、いかにもキャノンボール&ナット・アダレイの在りし日を思い起こさせます。まるでキャノンボールの楽曲のようなメンバーによるオリジナル曲も! 本人たちのオリジナルをなぞるだけの表面的なものにとどまらない、アーティストの本質に迫る1作です!
発売・販売元 提供資料(2013/05/15)