1970年代英国実験ポップ・シーンに突如現れた不可思議エクスペリメンタル・ポップ音楽集団、49アメリカンズが1982年に発表したセカンド・アルバムにしてラスト・アルバムがリイシュー!1980年のファースト・アルバム『E PLURIBUS UNUM』と1979年7インチ作品「THE 14-TRACK SINGLE」からの選りすぐり曲をボーナス・トラックとして追加収録。 (C)RS
JMD(2013/06/18)
DAVID TOOPがプロデュース、オリジナル・メンバーのNAGとBENDLEが抜け、代わりにSTEVE BERESFORDらデビュー・アルバムを絶賛したフリージャズ界隈のベテランたちが大挙参加したことで、それまでのアマチュアリズム全開なノイズ路線に比べ、とても"音楽的"なアルバムに仕上がった、49アメリカンズの2ndアルバムにしてラスト・アルバム。たどたどしさとコンパクトさはそのままに、パンク、ニュー・ウェイヴ、ディスコ、ラウンジ・ジャズ、エキゾ、アフロ・フォーク、ロックンロール、ミュージカル、アカペラ、フラメンコ、アヴァン・ポップ、ドゥーワップ、サンバにイージーリスニングと、懐深すぎる境界音楽のすべてを飲み込む妙に、歌心溢れるメロディと自由闊達すぎるアイデア勝負の演奏が正面突破した名盤。今回のリイシュー盤CDには、1980年の1stアルバム『E PLURIBUS UNUM』と1979年7インチ作品「THE 14-TRACK SINGLE」からの選りすぐり23曲がボーナス・トラックとして追加され、全40曲を収録。"THE INCOMPLETEABLE STORY OF THE 49 AMERICANS"と銘打たれた12ページ・ブックレットも付属し、キャリアを総括する決定盤再発となりました。
発売・販売元 提供資料(2013/04/30)