構成数 : 25
合計収録時間 : 00:00:00
【CD1】
J.S.バッハ: 『ゴルトベルク変奏曲 BWV.988』
~グスタフ・レオンハルト(cemb)
古楽界最大の先駆者のひとり、グスタフ・レオンハルト(1928‐)のチェンバロによる《ゴルトベルク》。繰り返しを行なっていないため、作品の構造がシンプルに際立つ上、レオンハルトの揺るぎない確固とした姿勢が音楽のすみずみまで投影された名演です。レオンハルトは《ゴルトベルク》を3度録音しており、当盤は3度目となる1976年収録((1)1953年モノ、ヴァンガード(2)1965年テルデック)。レオンハルトは、手ざわりを確かめるようなセンシティヴィティをも備えつつ、ゆったりとしたテンポと堅固な構築で全曲を築き上げています。楽器のはずむように輝かしい音色が充実の極みをゆく、レオンハルトならではの「ゴルトベルク」です。ブランシェ(パリ、1730年)をモデルとしたウィリアム・ダウドによる1975年製作のチェンバロを使用。
[録音: 1976年 (原盤: GD77149)]
【CD2】
J.S.バッハ: 『モテット集 BWV.225-230』
~コンラート・ユングヘーネル(指揮&リュート) カントゥス・ケルン
各パート一人での初の録音だったもの。その清新的な解釈は感動的。
[録音: 1995年10月 (原盤: 05472773682)]
【CD3~4】
J.S.バッハ: 『無伴奏チェロ組曲全曲 BWV.1007~1012』
~鈴木 秀美 (Vc&6番はチェロ・ピッコロ)
鈴木秀美の第1回目の録音。この曲集がバッハ30歳代の作曲であったことについて考え抜かれた演奏で、特に3番のプレリュードのテンポは、鈴木秀美独自の解釈により、プレストで演奏されているのには驚き。名器A・アマティの音色も素晴らしいものです。
[録音: 1995年9月 (原盤: 05472773872, BVCD-1908~9)]
【CD5】
ビーバー: 『レクィエム イ長調』
アゴスティーノ・スッテファーニ: 『スターバト・マーテル』
~グスタフ・レオンハルト(指揮) マルタ・アルマジャーノ(Sp) ミーケ・ヴァン・デア・スロイス(Sp) ジョン・エルウィス(T) マーク・バドモア(T) フランス・ホイツ(Br) ハリー・ファン・デル・カンプ(Bs)
オランダ・バッハ協会バロック・オーケストラ&合唱団ビーバーは、レクィエムを2曲作曲していますが、レオンハルトは両方とも録音しており、これはそのうちの1枚。ステッファーニのスターバト・マーテルは、6声の独唱と6つの弦楽器、オルガンのために書かれたものです。
[録音: 1994年10月 (原盤: 05472773442)]
【CD6】
ボッケリーニ: 『チェロ協奏曲第7番 ト長調 G480』『シンフォニア 変ロ長調 Op21-5G497』『チェロ協奏曲第10番ニ長調 G483』『シンフォニア ニ短調 Op.12-4G506「悪魔の家」』
~アンナー・ビルスマ(Vc) ジーン・ラモン(指揮&Vn) ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
ボッケリーニのチェロ協奏曲は技術的にも難しく、演奏次第では曲自体も台無しになりかねない中で、さすがはビルスマ。この超絶技巧を難なくこなし、解釈も実に立派。彼の愛器『ゴフリラー』とガット弦による独特の倍音豊かな音色がたまりません。「ボッケリーニの意図する音楽を表現するには古楽器の柔らかで透明感のある音色が不可欠」というビルスマ自身の言葉を裏付ける名盤。
[録音: 1988年9月 (原盤: RD77867)]
【CD7】
カッチーニ: 『新しい音楽/新しい音楽の書法』
~モンセラート・フィゲーラス(Sp)ジョルディ・サヴァール(Gamb) ホプキンソン・スミス(バロック・ギター&リュート) バーゼル・スコラ・カントールム
サバールを中心としたアンサンブルによる演奏。この時代(1600年頃)としては斬新な音楽であったカッチーニの重要な録音です。
[録音: 1983年11月(原盤: GD77164)]
【CD8】
フランソワ・クープラン: 『四重奏ソナタ「サルタン」』『ヴィオールと通奏低音のための第1&2組曲』『子守唄』『荘厳さ』
~ジェイ・ベルンフェルド(Gamb) スキップ・センペ(指揮&Cemb) カプリッチョ・ストラヴァガンテ
貴重な、メトロポリタン博物館の名器を使用した録音。この録音はハイフェッツ等の名プロデューサーであったジョン・ファイファー氏によって録音されています。
[録音: 1993年 (原盤: 05472773152)]
【CD9】
フレスコバルディ: 『音楽の花束 Vol.1(主日のミサ)』
~ロレンツォ・ギエルミ(Org) クリストフ・エルケンス(指揮) カンティクム
[録音: 1994年 (原盤: 05472773312)]
【CD10】
フレスコバルディ: 『音楽の花束 Vol.2(聖母のミサ)』
~ロレンツォ・ギエルミ(Org) クリストフ・エルケンス(指揮) カンティクム
当時の儀礼に基づき、オルガン・ソロと合唱が交互に演奏される形式で収録されるオルガン・ミサ。明るく華やかな彼のスタイルは、フランスや、特に南ドイツ圏の作曲家に影響を与えたようで、バッハも賞賛し、この『フィオリ・ムジカーリ』のオリジナル楽譜のコピーを所有していました。
[録音: 1994年 (原盤: 05472773452)]
【CD11】
パーセル: 劇音楽『予言者、またはダイオクリージャン』
ヘンデル: 『カンタータ「うるわしきアマリッリ」』『合奏協奏曲 Op6-6』
~ナンシー・アージェンタ(Sp), マイケル・チャンス(C-T), ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮&Vn) フライブルク・バロック・オーケストラ
2人のイギリスソロ歌手の表現は、このイギリス音楽に最適。ここに収録されている声楽作品はあまり演奏されない曲ですが、なかなか表現を要するもの。特にM・チャンスの深い表現は絶品。
[録音: 1993年1月 (原盤: 05472772952)]
【CD12】
ラッスス: モテット『音楽は神の最良の贈り物』, ミサ曲『途方にくれて』『シオンよ、汝の救い主を讃えよ』
~ブルーノ・ターナー(指揮) プロ・カンツォーネ・アンティクァ
フランドル楽派最後の巨匠ラッススの晩年の境地を示した『音楽は神の最良の贈り物』など宗教作品を集めたディスク。イギリスの古楽復興に大きな足跡を残した名アンサンブル、プロ・カンティオーネ・アンティクワが完璧なハーモニーで再現しています。
[録音: 1975年6月 (原盤: GD77083)]
【CD13】
リュリ: 『ディヴェルティスマン集』
~スキップ・センペ(指揮&cemb) カプリッチョ・ストラヴァガンテ
ディヴェルティスマンとは、主軸となるストーリーの展開が一時的に中断する部分です。そしてそこで、時に副次的なストーリーを従えながら、歌や踊りが繰り広げられていくのです。観客を楽しませることを主眼とするこの部分、耳に快い旋律がいくつも現れてくるのは当然と言えるかもしれません。フランス・バロック時代の栄華を極めた『太陽王』ルイ14世が、ヴェルサイユ宮殿でお気に入りの楽長リュリと台本作家モリエールのコンビに書かせたディヴェルティスマン(余興)の音楽を集めた一枚。優雅で牧歌的、エスプリが利いた音楽です。
[録音: 1990年 (原盤: RD77218)]
【CD14】
マラン・マレ: 『三重奏のための幻想的小品組曲集』(組曲ニ長調, ト短調, ハ長調)
~アンサンブル・ルベル
マレの作曲した三重奏曲集。マレの作品というとヴィオールのものばかり演奏されますが、これらの三重奏曲もフランス・バロック様式を踏まえた、美しい作品となっています。2つのヴァイオリン&ヴィオール&クラヴサンの編成で、全てが組曲(舞曲)形式によって書かれています。
[録音: 1996年4月 (原盤: 05472773582)]
【CD15~16】
モンテヴェルディ: 『聖母マリアの夕べの祈り』(全曲)
~ コンラート・ユングヘーネル(指揮&リュート), カントゥス・ケルン, コンチェルト・パラティーノ
この作品の隠れた名盤として非常に高い評価を持つアルバム。ユングヘーネルと音楽学者カーターがこの録音で提案する解釈は「1人1パート」。そもそも王侯のために書かれた本作は合唱団を用いるようなものではなかった、という学説に拠っているのですが、そんな学説を現実に演奏できるのも、カントゥス・ケルンの素晴らしい実力ゆえのことでしょう。これまでの合唱の中で失われていた音のテクスチャがくっきりと浮かび上がり、マドリガーレ的な音楽に仕上がっています。
[録音: 1994年9月 (原盤: 05472773322)]
【CD17】
ペルゴレージ: 歌劇『奥様になった小間使い』(全曲)
~マッダレーナ・ボニファッチョ(Sp), ジークムント・ニムスゲルン(Bs), コレギウム・アウレウム
わずか26歳でこの世を去った天才ペルゴレージ。「奥様になった小間使い(女中)」という名でも親しまれているこの作品は、当時別のオペラ上演の幕間に上演されていたオペラ・ブッファでなのですが、この作品を契機に「オペラ・ブッファ」がその地位を確立したことでも有名です。主人とその女中の掛け合いが魅力ある音楽によって進行していきます。後のモーツァルトの『フィガロの結婚』につながる作品です。ニムスゲルンの甘い響きのバス、これにボニファッチョのコミカルな言いまわしもよく決まったリリカルなソプラノが絶妙にマッチング。フッガー城「糸杉の間」における録音も秀逸で、その残響も美しくとらえられています。
[録音: 1969年 (原盤: RD77184)]
【CD18】
ラモー: 歌劇『イポリートとアリシー』組曲
シギスヴァルト・クイケン(指揮) ラ・プティット・バンド
ラモーの最初のオペラから主要曲を編んだ組曲。ラモーの優雅なスタイルは既にこの作品から始まっていたことを確認できます。ちなみにレコーディングされた1978年当時はラモーの録音はまだまだ少なかたのですが、この録音が画期的なものとして話題になったことも十分に頷ける優れた内容を持っています。木管楽器が通常より多く、厚い音になっているのもポイント。
[録音: 1978年 (原盤: GD77009]
【CD19】
サント・コロンブ: 『ヴィオール作品集』
~ヒレ・パール(Gamb) リー・サンタナ(テオルボ) アンドルー・ローレンス=キング(Hp)
フランス・ヴィオール音楽の頂点ともいわれるサント・コロンブの作品。このディスクでは、アンドルー・ローレンス=キングのバロック・ハープの伴奏によって(通常はチェンバロが伴奏に加わることが多いですが)、撥弦楽器の余韻の長い美しい響きによって、ヴィオールの美しさが更に効果的に響きます。
[録音: 1996年3月 (原盤: 05472773732)]
【CD20】
アレッサンドロ・スカルラッティ: 『ヨハネ受難曲』
~ルネ・ヤーコプス(指揮&C-T: エヴァンゲリスト) クルト・ヴィドマー(Br: イエス) バーゼル・スコラ・カントールム
カトリック圏内のイタリアでは、典礼との関係から『オラトリオ受難曲』はほとんど作られていませんが、この曲は器楽伴奏を伴った珍しい作品。基本的には楽器を伴っている以外、テキストには聖書がそのまま用いられた伝統的な『応唱風受難曲』。ヤーコプスの指揮と歌唱が聴きものです。
[録音: 1981年10月 (原盤: GD77111)]
【CD21】
テレマン: 『木管楽器のための協奏曲集』(リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調, ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調, 2つのリコーダーのための協奏曲イ短調, フルート協奏曲ロ短調, オーボエ・ダ・モーレ、チェロのための協奏曲ニ長調, オーボエ、ヴァイオリン、2つのフルート、2つのヴィオラ、通奏低音のための協奏曲変ロ長調)
~カメラータ・ケルン
テレマンの演奏の定評をもつカメラータ・ケルン。ここではミヒャエル・シュナイダー(Bfl)、カール・カイザー(Fl-tr)、H・P・ヴェスターマン(Ob)の古楽器木管奏者達の技巧が冴えます。有名な「リコーダーとフルートのための協奏曲ホ短調」は、かなり過激な演奏で楽しませてくれます。珍しい複数の楽器のための協奏曲も収録。
[録音: 1996年2月 (原盤: 05472773672)]
【CD22】
『17世紀のチェロのための作品集』(フレスコバルディ, D・ガブリエリ, ヤッキーニ, アントニーニのソナタやリチェルカーレ集)
~アンナー・ビルスマ(Vc), ボブ・ファン・アスペレン(cemb), リデゥイ・シャイフェス(通奏低音Vc)
この17世紀以前のチェロという楽器は大型で、伴奏程度にしか扱われていませんでしたが、時代とともに演奏習慣が変わり、名手のためにチェロのためのソロ作品が作曲されるようになりました。それに伴いチェロは小回りが効くようにと小型化され、さらに超絶技巧の作品が作られました。ここに収録された作品も、16分音符の連続・跳躍など技術的に難しいのはもちろん、楽譜見ただけでは理解しがたいものですが、当時の音楽演奏法を研究しているビルスマによって、素晴らしい演奏になっています。
[録音: 1988年5月 (原盤: RD77978)]
【CD23】
ヴィヴァルディ: 序曲集(歌劇『バヤゼット』序曲, 歌劇『オリンピアーデ』序曲, 歌劇『ためされる真実』序曲, 歌劇『館のオットーネ』序曲, 歌劇『テンペーのドリッラ』序曲, 歌劇『ファルナーチェ』序曲, 歌劇『ジュスティーノ』序曲, ヴァイオリン協奏曲ハ短調, 協奏曲ヘ長調RV571, 協奏曲ニ短調RV148, シンフォニア ト長調RV149)
~クリストファー・ホグウッド(指揮), フェデリコ・グリエルモ(Vn), ラルテ・デ・ラルコ
イタリアの古楽器アンサンブル、ラルテ・デル・アルコは、ヴェニスの博物館が所有する名器を借りて演奏している団体。この録音でもヴィヴァルディ時代の名器を使用とのこと。
[録音: 1998年 (原盤: 05472775012)]
【CD24】
ヴィヴァルディ: 協奏曲集『四季』『海の嵐』『喜び』
~ゴットフリート・フォン・デル・ゴルツ(指揮&Vn)、フライブルク・バロック・オーケストラ,ザ・ハープ・コンソート
現在のFBO コンサート・マスターのゴルツの刺激的なヴァイオリンと、AL=キング率いるザ・ハープ・コンソートとの合同演奏。ギター、リュート、ハープ、リローネ等の豪華な通奏低音が、四季の表現をさらにアップしています。これだけ多くの通奏低音軍は他にはない演奏。
[録音: 1996年12月 (原盤: 05472773842)]
【CD25】
ゼレンカ: 『神の御子のミサ曲 ZWV.20』『聖母マリアのためのリタニア ZWV.152』
~ナンシー・アージェンタ(Sp), マイケル・チャンス(C-T), クリストフ・プレガルディエン(T), ゴードン・ジョーンズ(Bs), フリーダー・ベルニウス(指揮), シュトゥットガルト室内合唱団, ターフェルムジーク・バロック・O
生涯ドレスデンの宮廷に使え、数多くの宗教作品を作曲したゼレンカの晩年の作品を収録。ここではヴィヴァルテ・レーベル(SONY)に数多くの録音をおこなってきたベルニウス率いるシュトゥットガルト室内合唱団によって演奏されています。
[録音: 1989年6月 (原盤: RD77922)]
| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2013年05月28日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | DHM Deutsche Harmonia Mundi |
| 構成数 | 25 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 88883719232 |
| SKU | 888837192323 |
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