"21世紀のエディット・ピアフ"と称されるフランスの注目シンガー、Zaz(ザーズ)のアルバム。タイトルは「表、裏」の意味。Zazは1980年フランス生まれ。モンマルトルでの路上ライヴや、パリのキャバレーで培った表情豊かな抜群の歌唱力が評判となり2009年1月にオリンピア劇場で行われたシャンソン新人発掘コンテストで優勝。メジャー・デビュー盤「モンマルトルからのラブレター」(2010)がヨーロッパで大ヒットを記録し、世界へとその名前が知れわたり、セカンドの「ライブ! ~聞かせてよ、愛の歌を~」(2011)も絶賛される。2009年、2012年にはコンサート来日を果たしている。本作でもソルタニの作品のほか、アズナブール(11曲目)、J・Jゴールドマン(10曲目)作曲によるナンバーも収録している。
発売・販売元 提供資料(2013/04/18)
前作『モンマルトルからのラブレター』が大ヒット、全世界で180万枚売れたというフランスのシンガー、ザーズの新作。路上で鍛えた抜群の表現力と、エディット・ピアフに例えられるハスキーヴォイスは今作でも健在。シャルル・アズナヴールのヒット曲《Oublie Loulou》などは、セカンドアルバムにしてすでに風格すら感じさせる余裕のパフォーマンスだし、曲毎にみせる多彩な表情は前作を大きく超える充実の内容だ。
intoxicate (C)編集部
タワーレコード(vol.105(2013年8月20日発行号)掲載)
素晴らしいライヴを繰り広げてわが国でもすっかりお馴染みとなったフランスの才女、ザーズ。この待望の新作においても、エディット・ピアフと比較される魅惑のハスキー・ヴォイスは精彩を放っている。小粋なマヌーシュ・スウィングや哀愁のミュゼットに加え、弾けるようなポップ・チューンを散りばめつつ、音楽家としての間口の広さをしっかりアピールしている点が実に頼もしく、前作よりも幅広い層に受け入れられそう。エモーショナルなエレキをフィーチャーした"Deterre"でのグイグイ迫ってくるような荒々しい歌声も魅力的だし、シャルル・アズナヴールのカヴァー"Oublie Loulou"もとびきり楽しいし、表情のヴァリエーションは本当に豊か。着実な成長が窺える、理想的な2作目だ。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.356(2013年6月25日発行号)掲載)
ZAZの声にも以外にマッチすることに気付き、1枚目に続きヘビロテ中です。
乗りのいい②や⑪では本当に楽しそうに歌っているし、語りかけるような⑤や⑦も味があってかっこいい!
⑧⑨も哀愁のあるメロディが印象的だし、⑩は名曲!
らしくない③もあるけど、(⑳もやり過ぎでしょー)
DVDも付いてて良かったです。