世界的アルピニスト、レビュファが自身の名作「星と嵐」を映像化。名優モーリス・バケとともにアルプスで最も困難な5つの北壁に挑む!

＜ロケ地＞
エンガディン ビッツバディレ北壁/モンブラン山群 グランドジョラス北壁/ドロミテ山群 チマ・グランデ北壁/ベルナー・オーバーランド アイガー北壁/ヴァリス山群 マッターホルン北壁

アルプスの代表的な北壁を登った名ガイドのガストン・レビュファは、その印象を執筆して、1954年≪星と嵐≫の名作を発表した。これと同時に、カメラマンのジョルジュ・ティラ、俳優のモーリス・パケと組んでこれらのクライムを映像として製作したのが、同名の≪星と嵐≫で、今回DVDで初登場する。作品の第一部、前半では岩と氷雪のクライミング・テクニックがデモンストレーションによってパケに伝授されるが、パケのユーモアに富んだ名演は、本格的な登山を経験したことのない者でも楽しませてくれる。第二部の後半では、アルプスを代表する困難な北壁のクライムがアルピニストたちを堪能、魅了し、高峰への登高欲をそそる。新しい仲間とアルプスを登る歓びと友情がさわやかに描かれている。この作品は、1955年、イタリアのトレント市が主催する「国際山岳探検映画祭」でグランプリを受賞した。

ガストン・レビュファ プロフィール
世界で最も著名なアルピニストであり、詩人、エッセイストとしても知られる。1921年5月7日、フランスのマルセイユに生まれる。18歳でゼクラン山群の最高峰バール・デ・ゼクランを登ったのをきっかけに生涯を山に捧げることを決意する