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クラシック
CDアルバム

W.Rihm: String Quartet No.11, Interscriptum, Grave

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フォーマット CDアルバム
発売日 2013年06月13日
国内/輸入 輸入
レーベルWergo
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 WER6756
SKU 4010228675627

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【曲目】
ヴォルフガング・リーム(b.1952):
(1) 弦楽四重奏曲第11番(1998/2010)
(2) インタースクリプトゥム(弦楽四重奏とピアノのためのデュオ)(2000/02)
(3) グラーヴェ(トーマス・カクシュカの思い出に)(2005)

【演奏】
ミンゲット・カルテット
マルクス・ベルハイム(ピアノ/(2))

【録音】
2011年12月11-12日 (1)
2012年1月16-19日 (2),(3)

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

リーム弦楽四重奏作品集
アルバン・ベルク弦楽四重奏団のトーマス・カクシュカの思い出に捧げられた悲痛な「グラーヴェ」
大曲、弦楽四重奏曲第11番!

★リームは弦楽四重奏曲を多数書いており(番号が付されているものだけでも12曲(2番は欠番))、そのひとつとして同じようなスタイルで書かれているものはありません。リーム自身、弦楽四重奏は、楽器の組み合わせ方の一種で、チェロの低音域からヴァイオリンの高音域にまで亘る広い音域が、多様な対話のありかたを可能にするもの、というふうに考えており、古典派・ロマン派の伝統とは意図的に距離を置いています。
★弦楽四重奏第11番は、第11番とされていますが、完成は第12番(2000/01)の後。1998年に着手され、2010年に完成しました。抑制と爆発、簡易な部分とヴィルトゥオーゾ的な部分と、対照的な動きを繰り返しながらピークに達します。4楽章から成り、演奏に約35分かかる大曲です。
★「インタースクリプトゥム」は、副題に「弦楽四重奏とピアノのためのデュオ」とあり、弦楽四重奏が一つの楽器として扱われ、弦楽四重奏とピアノによる二重奏、というかたちで書かれています。両者によるどのような対話が展開されるか、興味深い作品。
★「グラーヴェ」は、アルバン・ベルク弦楽四重奏団のヴィオラ奏者だったトーマス・カクシュカ(1940~2005)の思い出に捧げられた作品。アルバン・ベルク弦楽四重奏は、リームの作品の初演を多く手掛けており、リームは、弦楽四重奏曲第4番を彼らに捧げています。「グラーヴェ」の冒頭は、イ短調、イ長調、変ホ短調の3つの調をさまよいます。続いてメロディックな部分があらわれ、時折聴かれる2度下降の音型は、ため息を表します。最後は浄化と救済で終わりますが、悲痛な気分が残る作品です。
★ミンゲット・カルテットは、芸術は大衆に愛されるものであるべき、と唱えた18世紀スペインの哲学者パブロ・ミンゲットの名を冠したカルテット。リームの弦楽四重奏作品の全曲録音プロジェクトを手掛けるほか、ルジツカの弦楽四重奏曲全集録音やイェルク・ヴィトマンの弦楽四重奏の全曲演奏プロジェクトなどを手掛ける一方、J-P.サラステやゲルハーヘルらとも多く共演を重ねている、多ジャンルにわたり活躍している団体です。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2013/04/09)

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