"L'Attico"(1962年 イタリア・フランス合作 / 監督 ジャンニ・プッチーニ(『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(42/脚本)、『荒野の墓標』) / 出演 ダニエラ・ロッカ(『イタリア式離婚狂想曲』『日曜日には鼠を殺せ』)、トーマス・ミリアン(『血斗のジャンゴ』『続シンジケート』)、フィリップ・ルロワ(『穴』『黄金の七人』) /音楽 ピエロ・ピッチオーニ(『芽ばえ』『南海のフリーセックス』))のサウンドトラック盤。
タワーレコード(2013/04/08)
愁いを帯びてお洒落なピッチオーニ大人のラウンジ・シネ・ジャズ!
"L'Attico"(1962)
サウンドトラック
音楽 ピエロ・ピッチオーニ
監督 ジャンニ・プッチーニ
主演 ダニエラ・ロッカ、トーマス・ミリアン、フィリップ・ルロワ
モデルへの夢をもちローマにやってきた娘と、ギャンブル好きの青年、建築家など、多くの男たちとの関係による悲喜劇。『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(ヴィスコンティ版)などの脚本でも知られるジャンニ・プッチーニが自身の脚本を監督、この作品の2年前の"L'Impiegato"(未CD化)でも組んでいるピッチオーニが音楽担当。愁いを帯びつつ華麗なメインメロディが、アップテンポなジャズ・コンボで演奏されるテーマから始まり、すっかり、独創的なメロディと粋なジャズの感覚が融合したピッチオーニ・ワールドにどっぷり。オーケストラ編成でのテーマも、ムードたっぷり、その他のメロディも、演奏により、それぞれ表情を大きくかえる。おしゃれな大人のシネ・ラウンジ・ジャズ好きにお薦め。 (C)馬場敏裕
タワーレコード