ミルウォーキー州マジソンで活動するトーマス・ウィンセックはミニマル・テクノからダブ・ステップ、ブレイクコアまで展開していたエモーショナル・ジョイスティックで2001年頃から活動を開始。その後2009年にオール・タイニー・クリーチャーズ名義でシングルを発表、更には同郷のポストロック・バンド、コレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズ(元ペレ)にも加入。そしてボン・イヴェールとコレクションズ・オブ・コロニーズ・オブ・ビーズの合体プロジェクトであるヴォルケーノ・クワイアーではメイン・ソング・ライターとして腕を発揮し、特にアルバム『アンマップ』収録のリード・トラック「アイランド、イズ」は彼の手によって生まれたナンバーである。バンド化させたオール・タイニー・クリーチャーズは2011年にファースト・アルバム『ハーバーズ』をリリース。今作にはボン・イヴェールをはじめ、メガファウン、カリビアンなどのメンバーも参加していた。そして約二年ぶりに届けられたセカンド・アルバムがこの『ダーク・クロック』。これまでの彼のキャリア、そして頭の中に渦巻いていたポストロック、エレクトロニカ、ミニマル・テクノ、ブレイクコア、プログレ、サイケ、更には80年代MTVポップスまでをもギュッ!とコンパクトに詰め込んだ楽曲群は、とにかくカラフルに跳ねまくるポジティヴなエレクトロ・ポップス! ヴォルケーノ・クワイアーはもちろん、ニュー・オーダー、デペッシュ・モード、ノイ!と来て、ビーチ・ボーイズ、ステレオラブ、マグネティック・フィールズ、ポスタル・サーヴィス、パッション・ピット辺りにピン!と来ているなら、こちらもビンビン間違いなし!!
発売・販売元 提供資料(2013/06/20)
数々のバンドで活動する奇才トーマス・ウィンセックのメイン・バンド、オール・タイニー・クリーチャーズがセカンド・アルバムをリリース。ポスト・ロック、エレクトロニカ、ミニマル・テクノ、ブレイクコア、プログレ、サイケ、さらには1980年代MTVポップスまでをもギュッ!とコンパクトに詰め込んだ1枚。 (C)RS
JMD(2013/05/22)
ボン・イヴェールも在籍するヴォルケーノ・クワイアのソングライター、トーマス・ウィンセックによるメイン・バンド。クラウトロックを通過したエレポップに、ビーチ・ボーイズを愛してやまない昨今のUSインディー・バンドのノリを加えたような本アルバムは、くっきりとしたリズム、昂揚感のあるハーモニー、眩い電子音が印象的だ。ハイ・ラマズがインディー・ダンス化したらこんな感じかな?
bounce (C)水上渉
タワーレコード(vol.355(2013年5月25日発行号)掲載)