ナイル・ロジャースをはじめ凄腕プレイヤーが集った大傑作
「コンピューターから、人間による有機的な音作りへ」と語り、(13)を除いてサンプリングは未使用。70~80年代のディスコ/ファンク/ソウルを壮大に描き出す一大音楽絵巻。時流の真逆を行く本作に未来を感じた、音楽シーンに語り継がれる大傑作。(2013年作品)
タワーレコード(2024/06/26)
ダンス・シーンを牽引するトップ・アーティスト「ダフト・パンク」のレーベル移籍第1弾、8年ぶり(2013年時)通算4枚目となるオリジナル・アルバム。 (C)RS
JMD(2013/04/03)
ダンス・シーンの最先端をクリエイトするトップ・アーティスト、ダフト・パンクが電撃移籍! オリジナルとしては8年ぶりとなる4thアルバムをついにドロップ! 新ビジュアル・イメージと共に自身のサイト/facebookでレーベル移籍を発表した際、アクセスが集中してサイトが一時ダウンするハプニングもありながらも12万以上の「イイネ!」と1万以上のシェアがされ、世界中から熱い祝福を受けたダフト・パンク。自身の姿(ヘルメット)を初めてジャケット写真に起用した今作と共に、2013年、ダフト・パンクは再び世界を席巻する―─。
ソニー
発売・販売元 提供資料(2013/03/25)
「トロン:レガシー」のサントラを挿みつつ、オリジナル作としては8年ぶり、レーベル移籍第1弾となるニュー・アルバムだ。もともとディスコ・リエディットやザックリしたネタ使いの妙が大きな魅力だっただけに、ほぼサンプルを排して演奏家を起用したことを証左に〈生のパワー〉とか〈ホンモノ〉とか絶賛されている様子は、そういう変な〈オリジナル〉や〈人力〉信仰のある層にもアピールしたようでいろいろ感慨深い。冒頭からサンプリングのように正確なナイル・ロジャースのギターが小気味良く響き、メロウな西海岸テイストの導入は今回もスムース。大らかで甘い作風はミュージシャンシップの導入というよりブギーな時流の変化によってもたらされたものではないかと思うが、今回も大傑作なのは言うまでもない。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.355(2013年5月25日発行号)掲載)