すべての音楽を呑み込んで進化し続けてきたプライマル・スクリーム。2008年の10作目『ビューティフル・フューチャー』から5年。間の2011年にエポックメイキングなアルバム『スクリーマデリカ』の20周年記念ボックスをはさみ、ついに待望の新作が登場。タイトルは『モア・ライト』! 昨年の「ROCKS TOKYO」でのライヴでも披露されていた新曲も含むアルバムの全貌はまだ明らかではないが、ボビー・ギレスピーいわく「このアルバムは最先端のロックンロールだ。すごくサイケデリックで、オーケストラみたいにギターを使ってる。いろんな楽器の中にギター・サウンドを織り込んでいるんだ」ということらしい。アルバムにはなんとレッド・ツェッペリンのロバート・プラントがヴォーカルとして参加しているほか、ポップ・グループのマーク・スチュワートやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのデビー・グッギらが参加している!
発売・販売元 提供資料(2013/04/04)
Rolling Stone (p.69) - 3.5 stars out of 5 -- "MORE LIGHT titrates psych rock, garage guitars and shaggy dance music, with Gillespie high on his own supply in a good way."
Mojo (Publisher) - 4 stars out of 5 -- "It all amounts to Primal Scream's most satisfying album since SCREAMADELICA, with something akin to maturity joining the still-vital urge to make transcendent noise."
Rovi
5年ぶりのアルバムは、過去に『Xtrmntr』でも絡んだデヴィッド・ホルムズがプロデュース。US南部趣味を丸出しにしたブルース~ロックンロール、マーク・スチュワートのアジテーションをフィーチャーしたニューウェイヴ・ファンク、シンプルなロッカ・バラードなど、〈集大成〉という言葉が思い浮かぶ仕上がりだ。アンドリュー・ウェザーオールのリミックスやロバート・プラントの客演曲も聴きどころ。これは凄い!
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.355(2013年5月25日発行号)掲載)