"ベスト・アメリカン・ロック・バンド"の誉れ高き、そして"アメリカン・ロックの良心"、グー・グー・ドールズ。"アメリカで最も有名な無名バンド"から、"ベスト・アメリカン・ロック・バンド"へと成長した彼らの10枚目となるオリジナル・アルバムが到着した! ニューヨーク、ロンドン、ロサンゼルスの3都市でレコーディングを行ったという今作。プロデューサーには、トレインなどを手掛けたグレッグ・ワッテンバーグ、グリーン・デイなどを手掛けたロブ・カヴァロ、ボン・ジョヴィなどを手掛けたジョン・シャンクス、ケイティー・ペリーなど手がけたグレッグ・ウェルズというヒット・メイカー4人を迎えている。バンド曰く、前作のややダークな部分とは打って変って、今作はトンネルの向こう側へ抜けたような明るさがあるという。ヴォーカルのジョン・レズニックは「俺はとてもこの新作を誇りに思う。アルバム制作を通して、本当に心から楽しみながら、才能豊かな彼らから多くのことを学んだ。楽曲から、ポジティヴなエネルギーが感じられると思うよ」と語っている。それは、リード・シングルの「レベル・ビート」を聴けば、明らかである。気持ちが高揚するようなファースト・シングル「レベル・ビート」は勿論、ラヴ・バラード「スロー・イット・ダウン」、ブルー・カラー・アンセムの「キープ・ザ・カー・ランニング」、そしてとろけるようにロマンティックな「カム・トゥ・ミー」まで、アルバムには復活のスピリットが弾けんばかりに詰まっている。
発売・販売元 提供資料(2013/04/09)
バラード・ヒットを求めるファンの期待に応えてきた矜持が窺える。それこそグー・グー・ドールズがいまも第一線で活躍し続けている最大の理由だろう。シンセやダンサブルなリズムを使ってイマ風のポップ・サウンドを採り入れたこの10枚目の新作でも、軸にあるのは泣きのバラード。ストリングスやマンドリンの音色が哀愁味を増幅させる。歌が立っているという点では、近作中でもピカイチだ。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.356(2013年6月25日発行号)掲載)
今までのアルバムに比べて、アップテンポな曲が多いです。
ポップなカラー強く、何か吹っ切れた感じがしますね!
ライブが楽しみだ〜
来日して欲しいな〜