2009年にデビュー・アルバム『BY YOUR SIDE』をリリースしてから数年間ずっと、ア・ロケット・トゥ・ザ・ムーンは全米中のクラブを渡り歩くツアーを次から次へとこなしながら、そのエネルギッシュなライヴの腕を磨き続けてきた。全米で80,000枚以上の売上、そして700,000以上ものシングル・ダウンロードを記録したデビュー・アルバムからは「Like We Used To」といったヒットが生まれ、その結果、彼らのツアーは予定よりも随分長くなってしまった。そして時は流れて2013年3月。その長い長いツアーで大きく成長を遂げたア・ロケット・トゥ・ザ・ムーンのセカンド・アルバム『ワイルド&フリー』が完成した! ソングライティング・セッションから生まれた30数曲から13曲を選んだ彼らは、2013年の1月に再びナッシュヴィルに向かい、ラスカル・フラッツやキャリー・アンダーウッドを手掛けてきたマーク・ブライトをプロデューサーに迎え、アルバムのレコーディングに取り掛かった。カントリーをホームグラウンドにするマーク・ブライトとポップ・ロックをホームグランドとするア・ロケット・トゥ・ザ・ムーンの共同作業から生まれたのが、今作でのカントリーの技巧を感じさせつつもしっかりとポップなロック・サウンドである。ファースト・シングル「Whole Lotta You」の軽快なポップさから、ニックの父親の入院からインスパイアされたという、じっと聞き入ってしまいたいようなアコースティック・ロック・ナンバー「Another Set Of Wings」、アップビートな「You're My Song」まで、『WILD & FREE』にはフックの聞いたポップな楽曲とこの数年間のバンド・メンバーの人生を綴った歌詞がぎっしりと詰まっている。
発売・販売元 提供資料(2013/04/08)