ブラック・キーズのダン・オーバックが見出した新たな才能、それは西アフリカのニジェール出身のギタリスト/シンガー・ソングライター、オマーラ"ボンビーノ"モクター。ボンビーノのライヴを観た友人に、きっと気に入るに違いないと勧められたのが、第55回グラミー賞のプロデューサー・オブ・ジ・イヤー、ザ・ブラック・キーズのダン・オーバック。友人の予想通り、たちまち彼のファンとなったダンは、ボンビーノと彼のバンドをナッシュヴィルの自分のスタジオ、イージー・アイ・サウンドへと招き、今作『NOMAD』を完成させた。シンプルなセッティングだからこそ、際立つヴォーカルとギターの静かさと激しさ。これまでに聴いたことの無い、ユニークな砂漠のブルースが大陸を超えて響き渡る。
発売・販売元 提供資料(2013/03/08)
現代ジャズ・シーンを代表するトップ・ベーシスト、リチャード・ボナの新作は自身の故郷であるカメルーンをはじめとする西アフリカのトラディショナル・ミュージックの要素を全面的に取り入れたヴォーカル・アルバム。アコーディオンやストリングスの音色が美しいノスタルジックなナンバーや、西アフリカの伝統楽器バラフォンを用いた多重録音した楽曲など、多彩でメロディアスな優しい響きに満ちた心が安らぐ一枚です。
intoxicate (C)山本康貴
タワーレコード(vol.104(2013年6月20日発行号)掲載)
トゥアレグ族の伝統音楽をロックのフォーマットに持ち込み、地元ニジェールで絶大な支持を得ているというシンガー/ギタリスト。ブラック・キーズのダン・オーバックがプロデュースしたこのセカンド・アルバムをきっかけに、〈砂漠のブルース〉ファンのみならず幅広いリスナー層から一目置かれる存在となるに違いない。コブシの効いたヴォーカルや不思議な音色のギターが持つ唯一無二の魅力を活かしつつ、ダンが手掛けたドクター・ジョン『Locked Down』のような、時間の感覚を超越したサイケデリックかつストレンジなブルース・ロックを聴かせてくれる。反復の効果によってじわじわと熱を帯びる演奏が、リスナーを陶酔の境地へと誘導。レイドバックしたフォーク感覚も心地良い。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.355(2013年5月25日発行号)掲載)
東欧に憧れ、半ば妄想の中で独自の音楽を作り上げたベイルートのように、西アフリカをさすらいながら、独自のブルースを歌い絶賛されたボンビーノ。新作はブラック・キーズの売れっ子、ダン・オーバックがプロデュース。ゴリッとしたリフとアラビックなメロディの調和が、何と新鮮で刺激的なことか。かつてブルースが海を渡り、ロックに生まれ変わって50 年。この傑作でいま再びブルースは新たな扉を叩こうとしている。
intoxicate (C)杉山文宣
タワーレコード(vol.103(2013年4月20日発行号)掲載)