現在のワールド・ミュージック・シーンにおいて最高の歌手のひとりと言われるアフリカ音楽の巨人、サリフ・ケイタのアルバム。マリ音楽をベースにしつつも、ダブやエレクトロニック、ヒューマン・ビート・ボックスなどクラブ音楽的な要素を加え、2010年代らしいカッティング・エッジなサウンドを構築した1枚。 (C)RS
JMD(2013/03/09)
ワールド・ミュージック・シーンにおいて最高の歌手のひとりといえるのが、アフリカ音楽を世界に広めた最大の功労者でもあるサリフ・ケイタ。2010年の「ラ・ディフェロンス」以来となるアルバムがこちら。プロデューサーにゴタン・プロジェクトのリーダー、フィリップ・コーエン・ソラルを招き、ややエレクトロニックな方向性を模索した意欲作となりました。ゲストにはマヌ・ディバンゴをはじめ、ボビー・マクファーリン、エスペランサ・スポルディング、ルーツ・マヌーヴァといった、ジャンルもキャリアも異なる多彩なアーティストらが参加。サウンドもマリ音楽をベースにしつつも、ダブやエレクトロニック、ヒューマン・ビート・ボックスなどクラブ音楽的な要素を加え、10年代らしいカッティング・エッジなサウンドへとアップデートされています。しかし、そんなオケの進化とは対照的に、サリフの歌声に全くブレは無し! 若い頃からずっと持ち合わせたその強靱なノドは、ここでますます存在感を強めてきました。
サンビーニャ
発売・販売元 提供資料(2013/02/25)
ジョー・ヘンリーを指揮官に迎えて歌&生音に重心を置いた前作から3年ぶりとなるこのアルバムでは、フィリップ・コーエン(ゴタン・プロジェクト)とのタッグによってエレクトロニックな方向へ向かっている。ダブワイズや4つ打ち、ヒューマン・ビートボックスを駆使したオケと、雄大なサリフのヴォーカルとのコントラストが強烈。ルーツ・マヌーヴァやエスペランサ・スポルディングも参加した聴き逃し厳禁の一枚だ!
bounce (C)西尾洋儀
タワーレコード(vol.354(2013年4月25日発行号)掲載)
西アフリカを代表する世界的歌手サリフ・ケイタの新作は、ゴタン・プロジェクトのリーダー、フィリップ・コーエン・ソラルをプロデュースに起用。現在のメインストリーム・シーンのポップ・マナーに則りアップデートされたマンデ・ポップといった感じのサウンドをバックに円熟味の増した素晴らしい歌声を聴かせます。従来のリスナーだけでなく、より広い層に訴求出来うる世界標準のポップ・ミュージックとなっています。
intoxicate (C)山本康貴
タワーレコード(vol.103(2013年4月20日発行号)掲載)