独自の感性を持つミュージック・ビデオ・ディレクター、グラフィック・デザイナーとして活躍しつつ、"ウッドキッド"名義でミュージシャンとしても活動するフランス人クリエーター、ヨアン・ルモワンヌが遂にアルバムをリリースする。ケイティ・ペリー「Teenage Dream」、テイラー・スウィフト「Back to December」、ラナ・デル・レイ「Born to Die」、ミステリー・ジェッツ「Dreaming of Another World」等のミュージック・ビデオで注目度が俄然アップ。2011年には『Iron EP』でミュージシャン・デビューを飾り、本作で遂にアルバムをドロップする。プロデュースはウッドキッドとその盟友The Shoes。全曲ウッドキッドの作詞・作曲。エレクトロ、インダストリアルでありながらアコースティックな感性を注入した独特の響きを持つサウンドと憂いを帯びた哀愁のメロディが融合した、耽美的でいて芯の太い作品に仕上がった。出身は仏ランス。フランスと英国のアート・カレッジ卒業後の2004年にパリへ進出し、リュック・ベッソンのスタッフに加入。2006年にはソフィア・コッポラ監督作品『マリー・アントワネット』のプリプロを担当。その後ミュージック・ビデオ界にも進出し、数々の話題のビデオを監督。さらに2011年には『Iron EP』でミュージシャン・デビュー。2012年にはその"Iron"とラナ・デル・レイ"Born to Die"で米の権威ある音楽賞MVPA(MUSIC+VIDEO+PRODUCTION+ASSOCIATION) AwardsのBest Director of the Yearを獲得した。本作からの「Run Boy Run」も2013年グラミー賞のBest Music Videoにノミネートされている。
発売・販売元 提供資料(2013/02/13)
ケイティ・ペリーやラナ・デル・レイのPV監督が歌手デビューを飾った。先行カット"Run Boy Run"の映像がグラミーにノミネートされたが、そんな成功すら霞んでしまうほど、本アルバムではとにかく美声ぶりを猛アピール。オーケストラによるバロック調の演奏を背景に、憂いを帯びた内省的な歌声がゆっくりと心に滲み渡る。おとぎ話のような詞世界も魅力的。母国フランスではモード界までが大騒ぎしているんだって!
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.354(2013年4月25日発行号)掲載)