Abandoning the acoustic approach of This Strange Engine, Marillion turns back toward the heavier sound of Afraid of Sunlight. Arguably influenced by Radiohead's 1997 album OK Computer, the album also shows a Beatles sound that lends more of a pop flavor than the band had shown before. "Answering Machine," "These Chains" and "Under the Sun" are appealing tracks, while "Three Minute Boy," yet another Marillion examination of the impact of fame, contains some of Steve Rothery's best guitar work in years. The American release includes two bonus tracks, reworkings of "Estonia" and "Memory of Water" from This Strange Engine. ~ Dale Jensen|
Rovi
1998年10作目。前作「This Strange Engine」はホガースの幼少期を描いていたため、どこか懐かしさがあったが、本作は一転して、徹底的にモダンなサウンドになっている。邦題は「レイディエーション」。放射線という意味で、イントロに続く「Under the Sun」のテーマである。歪んだギターによる短いハード・ナンバーで ♪僕たちは放射線の下で転げ回り、愛し合う と歌っている。
離婚を描いた「These Chains」がシングル。同じテーマでもFish時代のユーモラスな「Punch&Judy」とは随分違う。パートナーが去り、静まりかえった室内を描く。♪鎖は切れ、全てが崩れ去った と歌う。
彼女に会うために戻ってきたら、待っていたのは留守番電話の声だった…。「Answering Machine」は乾いた笑いを誘うナンバーで、Promo用に配布された曲。一発屋をテーマにした「3 Minutes Boy」も絶望感ある風刺曲。いずれもGood。
「Cathedral Wall」に至り、遂に主人公は全てに疲れて、眠りに逃げたようである(苦笑)。繊細なヴァースと、やたらラウドなコーラスが不気味だ。ドライな現代社会を歌う各曲は商業向きではないが、クオリティは結構高い。また、割とキャッチーで、音像は代表作「Brave」を思わせるところも。
ボーナス・トラックの内、注目すべきは米盤収録の「Memory of Water (Big Beat Mix)」。元は簡素なアコースティック曲だったのだが、ここでは物凄いビートをバックにした8分の大作に変身している。
尚、2013年に、レギュラー・トラックを丸ごとリミックスし、オリジナルと2枚セットにしたデラックス盤が突如リリースされた。