スタンリー・ブラックが音楽を担当した2作品のサウンドトラックから。『深海の軍神』(1965年 アメリカ作品 / 監督 ジャック・ターナー / 出演 ヴィンセント・プライス、タブ・ハンター、スーザン・ハート)のサウンドトラック音源を1曲目から13曲目までに、『大逆転』(1969年 イギリス作品 / 監督 アルヴィン・ラーコフ / 出演 ロジャー・ムーア、マーサ・ハイヤー、バーナード・リー)のサウンドトラック音源を14曲目から32曲目までに収録。
発売・販売元 提供資料(2013/02/06)
イージーリスニングの巨匠、スタンリー・ブラックが音楽を担当した2作品。
『深海の軍神』(1965)
監督 ジャック・ターナー
原作 エドガー・アラン・ポー
出演 ヴィンセント・プライス、タブ・ハンター、スーザン・ハート
珍しい、スタンリー・ブラックが音楽担当の2作品。まず『深海の軍神』は、ミステリアスかつ戦争/冒険映画らしい迫力あるオーケストラがメインで、紅一点的キャラクターの「ジルのテーマ」がさすがムード音楽の巨匠ならではのチャーミングでうっとりするメロディを展開。
『大逆転』(1969)
監督 アルヴィン・ラーコフ
出演 ロジャー・ムーア、マーサ・ハイヤー、バーナード・リー
そして、注目が、後半の『大逆転』で、巻き込まれ型サスペンスなのだが、曲調はすっかりソフトなスパイ・サスペンス風で、ゴキゲンでキャッチーなメインメロディを軸に、アップテンポなビッグバンドから、ドリーミーなボッサ・アレンジまで、ゴージャスな、まさしくイージーリスニング・エンタテインメントなサウンドを聴かせる。マンシーニよりゴージャス、シフリンよりソフトでスウィート、とさすがムード音楽畑が本拠地とした名匠ならでは。 (C)馬場敏裕
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