ウォーク・オフ・ジ・アースは2006年、カナダのオンタリオ州バーリントンで結成された。バンド名の由来は「僕等の音楽で、聴いてくれる皆が日々の煩わしさから解き放たれてほしいと思ったから。」ということで、ロック/スカ/レゲエなど様々な要素がミックスされた自由な音楽を、ギター/ドラム/ベース/キーボードなどの他にウクレレ/バンジョー/様々なパーカッションなど多岐にわたる楽器でパフォーマンスし、まさにハッピーな音楽を体現してきた。日本でもその様子はサマーソニック2012の初来日で披露され、ステージ上をギターが飛び交ったり、金髪で美貌のヴォーカル・サラが自由にオーディエンスとコミュニケーションしながらステージを進めていく様子は、まさにこのバンドをアピールする絶好の機会であった。ライヴと同時に、結成当時から見て楽しいパフォーマンスをビデオ化して次々とネット上にアップしながら人気を得て、これまでにインディーズで2枚のアルバムを出してきた。2012年にゴティエの「Somebody That I Used To Know」を5人で1本のギターで演奏する、という離れ業ビデオをアップしたところ、再生回数およそ1億5000万回を記録。これを機にさらに広いオーディエンスに知られるようになった。このデビュー・アルバムには「Somebody That I Used To Know」を除いては全てオリジナル曲が並ぶ。バンドの志しそのままに、ユニークでハッピーになれる曲が満載!
発売・販売元 提供資料(2013/02/04)
昨年の〈サマソニ〉で初来日したカナダの5人組によるメジャー進出作。干し草の匂いがするサブライムというか、マッチョなマムフォード&サンズといった雰囲気で、バンジョーやウクレレ、カズーのとぼけた音色と、トゥー・マッチなほど昂揚感を煽る歌メロとのコントラストがユニークです。野獣系の男声と可憐な女声の掛け合いもイイ感じだし、これは人気が出そう! 移籍のきっかけとなったゴティエのカヴァーも収録!
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.354(2013年4月25日発行号)掲載)