かつてアイドル的な人気を博したフレンチ・シンガー、ガブリエル・デュコンブルがジャズに傾倒し、英国に活動の拠点を移して制作したヴォーカル・アルバム。ケニー・ランキン"Haven't We Met"のカヴァーをはじめ、コケティッシュでソフトな彼女の歌声が映える、カジュアルかつ華やかな曲が揃っている。独特のスウィート感を醸し出したフランス語のナンバーがとりわけ美味。
bounce (C)桑原シロー

フランスはベルギー出身のクール＆ビューティーな女性ジャズ・ヴォーカルの新星。冒頭ケニー・ランキンのお馴染みの名曲《ハヴント・ウィ・メット》の心地良い軽やかなカヴァーで一瞬にして心掴まれました。更にピアソラの《リベルタンゴ》やルイス・ボンファの《カーニーバルの朝》ホベルト・メネスカルの《小船》などバラエティ豊かな選曲で、時に情熱的な表現とキュートな声質でお洒落に聴かせるサロンジャズアルバム。
intoxicate (C)廣瀬毅