2001年に発表されたJ Dilla(Jay Dee)のアルバムへの客演で注目を集めたデトロイト出身のデュオ、フランク・ン・ダンクが2003年に制作し長らくお蔵入りだったJ Dillaプロデュースの『48 Hours』が、紆余曲折を経て復刻。近代ヒップホップ史を語る上で欠かせない価値あるリリースといえる。 (C)RS
JMD(2013/02/20)
全曲J.ディラによるプロデュースで制作されていたものの正式リリースされなかった、ディラの盟友フランク・ン・ダンクによる幻のアルバムが、インスト盤付き2枚組でオフィシャル復刻。制作時期は2003年で、「ジェイディー」から「Jディラ」と名乗り直し、ドレーの影響などを受けた実験的な意欲作を生んでいた時期。ドープとしか言いようの無いビート群は圧巻!
タワーレコード(2013/02/13)
デトロイト発のデュオ、Frank-N-Dank(Frank Nitt & Dankery Harv)。その片割れでありJ.Dillaとは旧知の仲で、また彼の死後にファミリーが発足した団体<Yancey Media Group>が所有する音源カタログの管理者でもあるFrank Nittが自ら発起、氏も所属する老舗レーベル<Delicious Vinyl>の協力のもと、2003年制作、J.Dillaプロデュースのお蔵入りアルバム『48 Hours』が、インスト盤付きの2枚組でオフィシャル復刻。
発売・販売元 提供資料(2013/01/15)
近年はマッドリブとの絡みなどでも知られるデトロイト発のコンビ、フランク&ダンクの初作がついにオフィシャル復刻! J・ディラの制作で2003年にメジャーから出る予定だったものの、ブートが出回るのみで正規リリースには至らなかった幻の傑作なのです。2003年と言えばジェイリブの『Champion Sound』を筆頭にディラの才気が迸り、アングラ界隈が激アツだったあの頃! いまも色褪せないビートに感服してしまいます。
bounce (C)金雄大
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)