ここ20年間のUKで名実ともに最もビッグな存在1つ。16年のキャリアを通してリリースの度に新境地を見せながら作品クオリティを上げてくる世界的にも稀な成長力・生命力を持ったロック・バンドSTEREOPHONICSの移籍第1弾! 97年の1st.Al『ワード・ゲッツ・アラウンド』が全英6位、ダブル・ミリオンに輝いた2nd『パフォーマンス&カクテルズ』から07年の6th『プル・ザ・ピン』まで5作連続で全英初登場1位という驚異的な成功を収め、16年間トップランナーであり続けた存在感は確かな風格と貫録に満ち溢れている。デビュー当初は片田舎の小さな町の匂いを感じさせる歌詞と骨太で剛健なロックンロール、素朴で大陸的なバラードが主体だったが、4人編成になってからは洗練と多彩なサウンドが加わり、軽やかさと重厚さを自在に操るバンドとなっていった。デビュー以来1年として休むことなくノンストップで走り続けた彼らが、前作『キープ・カーム・アンド・キャリー・オン』(10年)でV2レコーズ時代から続いていた契約を満了、リセット期間を設けるために初めて長い休息期間に入った。そしてこの度、オアシスのマネジメントで知られる「イグニション」内にバンド自ら設立したレーベル「スタイラス・レコーズ」を立ち上げ、本作はその第1弾となる。このアルバムは、フロントマンのケリー・ジョーンズが以前より執筆している映画用の脚本をベースにしたストーリー性豊かな内容で、2012年10月にウェブ上で発表された新曲「ヴァイオリンズ・アンド・タンバリンズ」のケリー初監督ミュージック・ビデオのように、美しく儚い映画のような世界となっており、サウンドもかつてないほど緻密で洗練されている。明らかにこれまでとは違う進化と深化を遂げている彼らの激濃密な高純度ロック・アルバム!
発売・販売元 提供資料(2013/01/30)
年に1度は必ずツアーを行うなど、休むことなく走り続けてきたステレオフォニックス。そんな彼らが自主レーベルを立ち上げ、表立った活動をストップさせてじっくりと作り上げた8作目です。全体的にマイナー調の淡々としたナンバーが多く、過去作中でも際立って感傷的なアルバムと相成りました。ストリングスのアレンジもドラマティックで、冬の凍てついた空気にピッタリとハマリますな。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)