1976年結成の不滅のポスト・パンク・レジェンド、ワイヤーが2年振り(2013年時)にリリースするアルバム。切っ先鋭いアグレッシヴなパンク・チューンから、メロディアスでアンビエントな楽曲まで、聴き応え十分な1枚。 (C)RS
JMD(2013/01/31)
前作から2年ぶりのニュー・アルバムは、なんと1979~80年に作られたものの、レコーディングされることのなかった楽曲を発掘し、取り上げたというもの。そのうちのいくつかの楽曲は、一度きりのライヴのために手早く用意された単なるスケッチにすぎないようなものだったそうだが、その仕上がりは掛け値なしにすばらしい。当時のポスト・パンク~ニュー・ウェイヴの香り漂う、しかしすばらしくフレッシュな、まったく古臭さを感じさせない楽曲がずらり。切っ先鋭いアグレッシヴなパンク・チューンから、メロディアスでアンビエントな楽曲まで、徹頭徹尾ワイアーな傑作である。
発売・販売元 提供資料(2013/01/08)
ポスト・パンク全盛期のノイジーで勢い任せな感じに戻ったな……なんて思っていたら、79~80年に作曲したまま録音されることのなかったナンバーを取り上げたアルバムだという。近年のライヴで断片的に披露し、そこで感じた〈この時代の空気〉を反映せんと、アンビエント要素などを加えながら再構築。単なるお蔵出しの再演を超えた、イマの彼らの強烈なオリジナリティーが感じられる。
bounce (C)吾郎メモ
タワーレコード(vol.354(2013年4月25日発行号)掲載)