フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2013年01月09日 |
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規格品番 |
SBT1474 |
レーベル |
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SKU |
749677147426 |
テスタメントのカラヤン・リリースはこれまでにもその演奏内容、良好な音質、希少性、そして歴史的ストーリーを今に伝えるという意味でも非常に意義深く、多くの賛辞を浴びてきました。ここに登場となる、1970年ザルツブルク音楽祭でのライヴ録音もまた、多面的な価値を併せ持った聴き逃せない演奏です。
当時の新聞評で「片方は繊細な銀細工のようなモーツァルトの協奏交響曲、もう片方は輝ける金塊のようなR.シュトラウスの交響詩。2作品の音楽的対比がすばらしかった!」と評されたように、2曲のコントラストが際立つ1枚のアルバムとして完成されたディスクと言えます。どちらの作品もベルリン・フィルによる演奏回数は多く、特に《ツァラトゥストラ》はカラヤンによる録音も多くのこされていますが、モーツァルトとの対比のため、録音より40年以上経た今聴いても極めて'現代的'と感じさせる演奏です。これをExpress Wien紙は「百人を超えるオーケストラで室内楽に近いアプローチを試み、これに成功した点」こそが要因であると分析しています。モーツァルトに関しても、カラヤンにはEMI録音がありますが、ソリストの比較においてもこのライヴ録音の秀逸さがおわかり頂けると思います。このライヴでは、オケの人員を減らした「対向配置」がとられ、木管ソリストは橋梁型でセンターに並ぶフォーメーションがとられており、フランス的な粋ではなく、開放的で装飾的ではあるものの徹底した完成度の追求がなされた演奏といえます。実際、ソリストもオーケストラも「完璧」という言葉がふさわしく、カラヤンの哲学と解釈がどの演奏者にも徹底している様子が聴いてとれます。
実にカラヤンは、この1970年のザルツブルク音楽祭でも超人的な量の仕事をこなしています。ウィーン・フィルと2つのオペラ、ヴェルディの《オテロ》を5公演、モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》を3公演、ヴェルディの《レクイエム》、そしてこの盤を含むベルリン・フィルとの管弦楽作品のコンサートが2回という超過密スケジュールの中で、対局にある作品をどちらもここまでの完成度で披露した点には驚愕を禁じ得ません。カラヤンの偉大さをあらためて認識させられる一枚です。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:00:00
1. モーツァルト: 協奏交響曲変ホ長調 K297b
2. R.シュトラウス: 交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》 Op.30
【演奏】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1) ローター・コッホ(Ob)、カール・ライスター(Cl)、ゲルト・ザイフェルト(Hrn)、ギュンター・ピースク(Fg)
【録音】
1970年8月12日 (ステレオ)
ザルツブルグ、祝祭大劇場
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1.[CD]
モーツァルトは70年代のベルリンフィルを代表する首席奏者がソリスト、名前だけで感涙モノ。「ツァラ」はカラヤン節炸裂。全曲で演奏時間70分に充たない短い演奏会、よくある選曲だったらしい。一番驚いたのはコンマスのシュヴァルベ。「舞踏の歌」のソロを途中で2小節飛び出してそのまま弾き切ってます。周りはソロに合わせるしか無いんですが、それでも驚いたろうな。終演後の指揮者とコンマスの表情が見たかった。
カラヤンのライブはすごい。彼のスタジオ録音は「レコード芸術」の記念碑となっているが、ライブだとさらに熱気、気合が伝わって来る。ツァラの迫力、大きな呼吸、しみじみとした歌などなど実に見事。聞かせ上手な至芸に圧倒される。協奏交響曲はベルリン・フィルの名人達の名妓を堪能。すばらしいCD.
ライブのカラヤンの良さを満喫。演奏スタイルに意見はあるかもしれないけれども、音楽的な感銘度と録音は文句なし。モーツァルトは録音より充実している。ツァラトゥストゥも見事、ただし冒頭のティンパニのピッチにちょっとびっくりしたけれども…
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