2009年UKデビューEP『Koroshitai Kimochi』を限定リリース、瞬く間に完売させる。The Horrorsのファリスに“2009年に見た最もエキサイティングなバンド"として紹介され、一気にイギリス国内で注目を集める。グラストンベリー、OFFSETフェスティバルなどのUKフェスに出演。その破天荒かつ驚くほど快楽的なパフォーマンスが話題となる。2010年1stアルバム『Bo Ningen』をリリース。NMEほか多くの海外の音楽メディア・音楽ファンから高評価と支持を勝ち取る。2011年に行われた日本凱旋公演ではSleigh Bells、Liarsらの海外アクトのサポートをはじめ、ギターウルフ、N' 夙川BOYS、でんぱ組.inc、灰野敬二などジャンルの垣根を越えた国内アクトと共演、日本のファンべースを開拓している。今作『Line The Wall』はイギリスで2012年10月にリリースされた2ndアルバムの日本盤となる。日本盤仕様としてライナー&DVD付き!
SONY
発売・販売元 提供資料(2013/01/07)
日本人にしてUKシーンの先端を走る、ロンドン発逆輸入サイケデリック・ロック・バンド、BO NINGENがイギリスで2012年10月にリリースしたセカンド・アルバムの日本盤。 (C)RS
JMD(2012/12/29)
昨年秋にUKでリリースされたセカンド・アルバムが日本盤化。歌詞は日本語で、メロディーは唱歌っぽかったりとか、いまだにUK生まれUK育ちのバンドだってことが信じ難いほど〈ジャパニーズ〉を匂わせる、サイケデリックなブルース~ガレージ・ロックが披露されている。クラウト・ロック風のミニマルな展開、祭囃子に聴こえるダンサブルな跳ねるビートと、頭をグワングワンにさせる仕掛け(!?)にすっかり引き込まれてしまった。そんななか、最後のアンビエントなスロウ"Natsu No Nioi"が残すノスタルジックな余韻が、たまらない後味となっていて素晴らしい。彼らの音楽は、海外のリスナーと日本人のリスナーとでおもしろい/カッコイイと思う部分は同じだとしても、感じ方はまったく別なんだろうな。
bounce (C)加藤直子
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)