UKウェールズ出身の4人組ロック・バンド、ステレオフォニックスが、オアシスのギャラガー兄弟のマネジメント/レーベルに移籍し、第1弾アルバムをリリース。さらなる進化/深化を遂げた彼らの激濃密な作品。 (C)RS
JMD(2012/12/28)
ここ20年間のUKで名実ともに最もビッグな存在1つ。16年のキャリアを通してリリースの度に新境地を見せながら作品クオリティを上げてくる世界的にも稀な成長力・生命力を持ったロック・バンドSTEREOPHONICSの移籍第1弾! 97年の1st.Al『ワード・ゲッツ・アラウンド』が全英6位、ミリオンに輝いた2nd『パフォーマンス&カクテルズ』から07年の6th『プル・ザ・ピン』まで5作連続で全英初登場1位という驚異的な成功を収め(90年代以降ではオアシスの7枚連続1位が最高、次にステレオフォニックス、ブラー、レディオヘッド、コールドプレイの5枚連続)、16年間トップランナーであり続けた存在感は確かな風格と貫録に満ち溢れている。デビュー当初は片田舎の小さな町の匂いを感じさせる歌詞と骨太で剛健なロックンロール、素朴で大陸的なバラードが主体だったが、4人編成になってからは洗練と多彩さがサウンドが加わり、軽やかさと重厚さを自在に操るバンドとなった。この度、オアシスのギャラガー兄弟のマネジメント/レーベルに移籍し、本作はその第1弾となる。さらなる進化/深化を遂げた彼らの激濃密なロック・アルバム!
発売・販売元 提供資料(2012/12/21)
年に1度は必ずツアーを行うなど、休むことなく走り続けてきたステレオフォニックス。そんな彼らが自主レーベルを立ち上げ、表立った活動をストップさせてじっくりと作り上げた8作目です。全体的にマイナー調の淡々としたナンバーが多く、過去作中でも際立って感傷的なアルバムと相成りました。ストリングスのアレンジもドラマティックで、冬の凍てついた空気にピッタリとハマリますな。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.352(2013年2月25日発行号)掲載)